2016年12月31日

2016年12月

31日(土)
この日のことも、元旦配信のDMだけで公開します。

元旦が日曜って、なんか新鮮。
よいお年を!
来年もよろしくお願いします。

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30日(金)
この日のことも、元旦配信のDMだけで公開します。

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29日(木)
昨日で仕事納め。元旦まで今日から三連休。
思うところがあって大晦日までの日記は、DMだけで公開することに。
たぶん元旦にお送りするでしょう。
なので、こちらでは今年はこれでおしまい。
何とか日記続けられたなぁ。よかった。

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28日(水)
昼、巣鴨すごもり寄席へ。小辰兄さん、福丸兄さん、松之丞兄さんという強力なメンツ。歩馬灯をやろうと思っていたけど、ちょっと危険な香りがしたから「くじ悲喜」へ。これもある意味博打的なネタ選び。形にはできたけどベストでは無かった気がする。トリの松之丞兄さんは淀五郎。最初から最後まで袖で勉強させて頂く。やっぱり圧倒的に凄いなぁ。
夜は今年最後の週刊。たくさんのお客様に集まって頂けて嬉しい。今年最後と思って、意気込んで一人相撲を演ったら力み過ぎていつもより良くないできだった。とほほな作戦ミス。終演後打ち上げをしたいところだったけど、わけあって、まっすぐ帰宅。お酒を控えなくちゃいけないことになったのです。

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27日(火)
UPLINKでニューラクゴパラダイス。『立川流が好きっ!!』とか『6年目の吉笑』とか、たくさんの会が重なってしまったからか、久しぶりに鯉八兄さんと共演する会だったけど、お客様がいつもより少なくてギョッとした。でも反応が温かいお客様ばかりだったから、オープニングも落語もいつも以上に盛り上がった感じがした。
今回はネタ下ろしが無い企画だったから、楽屋でもゆっくり兄さんとお話できたし、高座もしっかり聴くことができたし、とても勉強になった。
打ち上げも無しに真っすぐ帰宅。来年も継続する会です。ご来場お待ちしております。

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26日(月)
夕方。某カルチャースクールで打ち合わせ。こちらからの提案を承諾して頂けたので春先に講座を勤めさせて頂くことになりそう。立地とかギャラとか色々とネックな案件だけど、提案頂いた仕事は基本的に断らないことにしたから、今回もありがたく引き受けさせて頂くことに。どうなることやら。
夜は飲み仲間の講談社Sさんに誘って頂いてライターの皆さんと食事会。中央公論での連載が始まるとき、Sさんから参考にと読ませて頂いた本がもの凄く面白くて、ちょっとこれは太刀打ちできないなぁと思わされた武田砂鉄さんも来られていて、緊張した。常にネタのことを考えられているのだろうなぁ。飲み過ぎず、帰宅。

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25日(日)
談笑一門会。圧倒的に死んだ。これくらい死ぬのは3回目。。。結構死んでるなぁ。1回目は鮫講釈を北沢タウンホールでやった時。2回目はパニック障害になった時。
となると、今回も致命傷になりうるけど、まだまだ死ぬ気は無い。満点は無理になってるけど、それでもやれることをやるしかない。それしかできない。
そう考えると無性にやる気が出たりしている。
打ち上げ終わり、そのまま帰りたかったけどいつも通り高円寺で弟子だけの二次会。ひとまずその場を放棄することはしたくなかった。
深夜帰宅して、そりゃ、やることをやるよね。今日くらいは。

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24日(土)
『6年目の吉笑』。相変わらず、体というか、頭は重い。そういう時期。負荷がかかりすぎて、どうにもならん。
それでも落語をやってる最中は元気になれるし、その直後もしばらくは元気でいられる。完全に落語に生かされている感じ。恩返しのタームはもう少し先まで待っていてもらいたい。ちゃんとやる気はあるから。
終わってもまだまだ解決せず。早く来年になって欲しい。しんどい。

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23日(金)
6年目の前日、談笑一門会の前々日。やること山積みかつ、相変わらず胸がヒリヒリしていて、ため息多めで過ごした一日。最後の最後にしんどいなぁ。

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22日(木)
日本橋亭昼席へ。少し二日酔い。毎高座きっちり勤めなくちゃと思うけど、どうしても気が抜けてしまったりもする。ダメだなぁと思いつつも、どうしようもない。
胸のあたりがヒリヒリしたままで、しんどい。

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21日(水)
ついに『立川流が好きっ!!』の当日。残り数席だけとは言え、予約で完売できなかったのは残念だ。もともと自分たちの動きに興味を持ってくださるお客様が232人以下しかいない。もしくは、予約などしなくても入場できるだろうとか、当日気持ちがのったら観に行こうと思われているのだろう。つまりは「絶対に観に行きたい!」と思って頂けるくらいにお客様の心を掴めていないのだろう。今のところは仕方ない。それを改善していきたい。

とは言え、通常運転もしなくちゃだめで、昼間は来年に出演させて頂けるイベントのネタ見せ。落語家になってからネタ見せにいくのは初めてだと思う。緊張したけど、複数人の作家さんから色々な意見を聞かせて頂けるのは新鮮だった。作った者として、こり固まってしまっている部分が初見の方から真っすぐな質問をして頂いてほぐれることがある。楽しく終えて、深川へ移動。ネットカフェで、締切ギリギリの原稿を仕上げる。夜の会に集中したいけど、こればっかりは仕方ない。原稿を書いている途中に、無事にチケットが完売となる。ひとまず次に繋がった。ありがたい!

何とか原稿を終えて会場へ。手分けして準備をしていざ開演。開場中から感じていたけど、お客様がめちゃくちゃ温かくて、幕が開くだけで鳴り響く拍手。この時点で自分は会の成功を確信した。こはる姉さんは絶対に掴んでくださるし、志の太郎兄さんはその空気をきちんと繋いでくださる。談吉兄さんは真っ向から落語をぶつけてくださるし、休憩で客席のテンションが下がってもそれをもう一度起こすのは得意なほうだ、僕は。寸志さんは短い時間でも盛り下げることなく落語を炸裂させられるし、そこまで繋いだあとの志ら乃師匠は立川流の若手でも随一のパフォーマーだから盤石だろうと。
そんな思惑どおりに会が進んでいって、最後の三本締めまで気持ちよい時間が流れていった。演者は当然として、お客様からも立川流が好きだという気持ちが伝わってきて、最高の夜となった。来年は2回やりますので、またお付き合い願います!

大所帯での打ち上げ。まだまだ皆、バランスを取ろうとするけど、いつかはここでそれぞれの想いをガンガン交換できるくらいには密な付き合いになれば良いなぁと思う。楽しく飲んで高円寺へ。笑二とクールダウンがてら何杯か。

これだけ準備に気を揉んだ会だから圧倒的な開放感を味わいたかったけど、6年目と談笑一門会が控えていて、相変わらず胸のあたりが苦しいまま、就寝。

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20日(火)
昼。左平次兄さんに頂いた仕事で東洋館の多流寄席へ。二ツ目になってからは初めてきたかも。相変わらず東洋館は独特の面白さがあった。会場入りしたら、ちょうど舞台から早実の清宮くんのモノマネをされている方が下りて来られて、真っ正面からドーンと遭遇したから笑ってしまった。似てらしたなぁ。そういや、東洋館への道中でお笑いライブの客引きをしている亀田大毅のそっくりさんの方も見たのだった。浅草、すげーぜ。
固めのまくらから、一人相撲。後半にかけて反れてしまったけど、まずまず仕事はできた。楽しかった。

その後、ボロボロになってきたから正月用に袴を買って、調子に乗って帯源で帯も買った。黒紋付に合うやつが欲しかったので希望通りの白っぽいやつが残っていてラッキー。着物にも少しずつ意識を向けていかなきゃと思っている。

夜は新宿でメルマ旬報忘年会。明日以降、大きめの会が続くから作業するべきか悩んだけど、こういう機会を頂けること自体がありがたいことだからと向かうことに。元TBSの角田さんと少しの間お話させて頂く。昨日に続いて、プレゼンするつもりでちょっと回転数を上げて雑談をしたけど、あまり手応えは無かった。というか角田さんの思考がさすがすぎて、唸った。いつか仕事でご一緒できたらなぁと。

帰り、博士に高円寺まで送って頂く。自分の受け身の取れなさを何とかしないとなぁと、思いながら、コラアゲンはいごうまんさんと博士のやり取りをただただ眺めていた。

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19日(月)
WIREDの忘年会に呼んで頂いて1席。
対応してくださった方があれこれ親身に事前のメールやり取りをしてくださったから、最大限やりやすい環境を作ってくださった。それでもやっぱり会の性質や場所柄でタフさはあったけど、ひとまず遣り切れた。自分らしさを発揮できる地噺を1本用意しないとこういう場ではつらいなぁと思った。
その後はお客様と色々お話を。最前列でとても温かく見てくださっていた男性が「ゾーン状態」の研究者だそうで、色々なお話をさせて頂いた。回転数を上げて、引用の手数を増やす雑談、久しぶりにできて楽しかった。良い御縁を頂いた。ありがとうございました!

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18日(日)
トーキョーバイクらくご、1回目。おかげさまで完売御礼。空気感の良いお店だから、スタッフさんの空気感ももれなく良くて、だから会の空気感も良いのだった。いつも応援してくださっているお客様とお店のお客様に混じって、普段あまりお会いできない方々の顔も。休日のこの時間だからこそ来られる、という方もいらっしゃるのだなぁ。
ぞおん、くじ悲喜と得意ネタでまとめたからバッチリやりきることができて楽しかった。次回は2月。継続していきたい会です。
終演後びっくりすることが起こった。なんだこれはと思った。8日に九龍さんと話していたようなことの片一方が急に現実になったような感じ。こういうことがあるから生きるのは楽しい。

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17日(土)
昼、広小路昼席。相変わらず一人相撲。ずいぶん頼りがいのあるネタに育ってくれたけど、もう一変化して欲しいんだよなぁと思いながら。
夜は師匠の月例。偶然が重なって、なんと前方で上がらせて頂けることに。自分の芸だとまだ300キャパに対応できなくて苦手意識があるけど、この日はしっかり届けることができて嬉しかった。一人相撲。ちょっと長くやり過ぎたことだけ反省。
やること山積みだけど、年内最後の会だから打ち上げまで参加。明日はトーキョーバイクらくごだから控えめに飲んだ。

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16日(金)
やること山積みなのに、現実逃避的にマリオRUNをダウンロードして遊んだ。無料で遊べる1-3までやって、これは面白い!となったから1200円払って購入した。任天堂凄いなぁ。ちゃんとスマホに適応していて、なおかつ、だからこその面白さも詰め込まれていて、やっぱり素晴らしいクリエイションをされる会社だなぁと。

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15日(木)
とある原稿の校正案が送られてきた。見たら、ボケの部分に赤文字で「事実と異なっているため修正してください」と書かれていて、脱力した。違う領域の方との仕事は難しい。そこを直すと何の面白みもない内容になってしまうし、でも書き直すには時間が足りないから、折衷案的な修正をして何とかオッケーをもらうことができた。
夜はWOWOWぷらすと。原稿作業など諸々が重なりすぎて、近頃は体調というか精神状態があまり良くない。それもあってか、今日はリアクションが薄めになってしまってMCとしてベストを尽くすことができなかった。反省。
トイレにいく道中で別番組の収録にいらしていた今田耕司さんとバッタリ遭遇。コソコソ以来。ご挨拶をしたら「あー!」とは言ってくださったけど、思い出してくださったかは微妙なところ。いつかまた一緒に仕事をさせて頂きたい。

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14日(水)
二日酔い。それにしても昨夜は変な夜だった。夕方すぎに三四郎兄さんと電話。お互いあやふやな記憶を照らし合わせて答え合わせ。兄さんに言われて思い出したけど、なぜか兄さんの昨日のギャラを僕が貰っていた。二人分のギャラが出てきて笑ってしまった。今度会ったときに返さなきゃ。

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13日(火)
シブラク。創作落語の会で歩馬灯。
直前にまたしても羽光兄さんに仕掛けられて億劫だと思っていたら、結果的にはそれがとても助かる形となった。こういうネタだったんだ。
ひとまずやることはできたし、ひょっとすると思っていたのに、結果は全然伴わなかった。そこの審美眼がズレてることにヤバいと思った。
楽屋でめちゃくちゃ薄っぺらい絡み方をされて嫌な気持ちになった。だるかったなぁ。
打ち上げの後、桂三四郎兄さんに飲みに連れてってもらう。楽しかった。
お互いべろべろになって、最終的に変なことになってしまった。それでも後悔はしていない。
兄さんに勧められた三実さん、ツイッターみたら確かに面白臭がぷんぷんで嬉しかった。

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12日(月)
朝。約束の時間になっても笑二はホテルから出て来なかった。案の定寝過ごしてしまったよう。ま、あれだけ飲んだから仕方がない。主催者さんに送ってもらって空港へ。今回もお世話になりました!ちゃんと売れて恩返ししたい。

羽田から新宿までバスで移動して、笑二とお別れ。そのまま喫茶店で新しい企画の打ち合わせ。1回目は4月1日だからそろそろ準備を始めないといけないけど、まだ決まっていないことが多すぎる。この日、1つ大きなことが決まった。先方に快諾して頂ければ面白くなりそう。

現状、正直なところ恵まれている方だと思う。収入だけで考えたら立川流が地方営業などに弱く、単価の高い仕事が少ないこともあって他所の協会の方と話したらたまにびっくりするくらい自分が少なく感じるときもあるけど、まぁ安い店で良ければ好きなタイミングで飲めるくらいには自分の生活はできているし、出させて頂いている場所とか枠は二ツ目の中ではどちらかと言えば上位の方だと思っていて、だからありがたいなぁと思う反面、このままの状態が続いたらそれはそれできついなぁと思っている。もっと目指すところは別だから。現状に感謝して、アドバンテージは活かしつつ来年以降はさらに次のステップへ進んでいければと考えている。

いつも応援してくださっている皆様には感謝しかない。

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11日(日)
朝。同じフロアに宿泊していたおじいちゃんおばあちゃんの一団が騒いでいる音で目が覚めた。6時。どうやら一人のおじいちゃんが部屋にも浴場にもいないらしい。「◯◯さ〜ん!」と大声で呼びかけながら宿の職員さんも一緒になって探しておられる。どうなるかなぁと布団に包まりながら耳をすませていたら、どうやら別のおばあちゃんの部屋にいって一緒に寝ていたらしい。なんじゃそら。

島から市内へ。今日はGOOD DAYという鍛冶屋町にある超絶素敵な雑貨屋さん?での会。ここでは3回目。顔見知りも増えてきて完全にホームタウン。ここの方にもちゃんと恩返ししたい。というか、鹿児島の方にはお世話になりっぱなし。

会の方は笑二の一席目が思いのほか重たかったから、どうなるかと思ったけど、仲入りの「ぞおん」できっちり盛り上げることができてよかった。主催者さんからの依頼でトリの笑二は鼠穴だったからこちらは時間調整も兼ねて、ほど良くウケつつサクッと下りてこようと思っていたら、結構スベッてしまった。痛恨。その後、笑二がバッチリ鼠穴で締めてくれたから会としては満足度の高いものになっただろう。

近くの鳥屋で打ち上げ。楽しかったし、美味しかった。店に島美人があったから今日も飲んだ。長旅で疲れていたらしく珍しく笑二がひどい酔いっぷりだった。トイレで寝たり、急によろけてイスから転げ落ちたりしていた。

打ち上げ終了後、明日は移動だけだからと、主催者さんと笑二と三人で軽く二次会へ。いつもだったら部屋でもう一杯とか言うところだったけど、珍しくコンビニで珈琲を買ってホテルへ。鹿児島はいつだって楽しい。2日間ありがとうございました!

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10日(土)
朝から鹿児島県は長島へ。島美人という芋焼酎を作っている杉本酒造さんで落語会をやらせて頂くことになった。杉本酒造さんは変わった会社で、実業団の野球部みたいな感じでアーティストの方を雇って朝は焼酎作りを、昼以降は会社が用意したアトリエを使って創作活動をさせてあげるという試みをやっておられるところ。絵の方と陶器を作る方とがその制度で働いておられる。去年、杉本酒造の若旦那(年下)をゲストにお招きした「出張版 吉笑ゼミ。」で御縁を頂戴し、一度長島にも呼んで頂いて今回は2回目となる。笑二と一緒に。

道中、特に空港から長島までが思いがけず長かったけど、天気が良くて黒之瀬戸大橋は今日も綺麗だった。会の方も気持ちよい流れでバッチリ。前回に連れて行って頂いたところと同じお店で打ち上げ。ここの料理がまた美味しいんだ。お酒はそれこそ島美人があるし。たくさん飲んで食べて、明日があるから早めに就寝。

長島の皆さんとは今後も付き合っていくだろう。ちゃんと恩返ししたい。

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9日(金)
昨日の九龍さんとの話を反芻しつつ、具体的に行動していこうと思い立つ。まずはそのためにリサーチ作業から。自分から想いを伝えるとき、まずは手に入り得るすべての情報に目を通しておきたい。それが誠意だと思っているから。

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8日(木)
『WOWOWぷらすと』生配信。談志師匠がテーマ。今回はMCがタツオさんで自分はゲスト枠としての出演だった。九龍さんはぷらすと初出演。アシスタントはマリカちゃんというメンバーで。自分がMCをやってる時に、テーマの最後の締め方と、番組自体の締め方が何だか気持ち良く納まらないといつも思っていて、だから今日はタツオさんのやり方を勉強させてもらった。なるほどなぁと思うことがたくさん。

終了後は九龍さんと東中野で軽く飲む。『虚数の情緒』を読み始めて、自分の中にあったあれこれがぶわぁっと表出してきて、その色々が結びついて、次にやるべきことが見えた気がした。途方も無い作業になるけどこれをやらなくちゃ次に行けない気がしている。

早めに分かれて帰路に。途中、笑二に連絡するも繋がらなかったから一人で飲みにいった。チャミスルのソーダ割が美味しいと気付いた。

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7日(水)
連雀亭で週刊キッショウ。45回目。終わりが近づいてきた。演目は蔵出しの『第四者』『tion』『カレンダー』。前半2席がまだまだ安定しないネタだから、せめて最後だけは安定させておきたくてカレンダーを。第四者はギミックは悪くないけど、いかんせん展開がなさ過ぎる。まずはそこを閃かないと、具体的なキャラクターのプランも固まらない。蔵出しのネタだから当然ネタ帳も昔のものになるわけだけど、久しぶりに過去のワードハントの過程をみるとワクワクさせられる。そういう作業、最近あまりできてない。それが一番ダメなところなのだろう。

寄稿させて頂いた悲劇喜劇が発売になったらしく、自宅に見本が届いた。タツオさんと九龍さんの対談を読む。普段付き合っていると見損ないがちだけど、凄い方々なんだなぁと当たり前のことを感じた。感想芸が苦手な僕は無条件に憧れてしまう。またちょくちょくお二人が名前出してくださっていて、気を使ってもらっているなぁと有り難く思う。明日のぷらすとはお二人と一緒だから楽しみ。MCじゃなくてゲスト枠だから、普段健夫さんたちがやってくださるような役割を担いたい。今だから言いたいこともある。

『虚数の情緒』面白い。いつか僕の落語を起点にしたこんな本を書きたい。ミシマ社さんとの企画として良いのかも、とか思っていたらちょうど最近頂いていたカルチャーセンターのオファーを繋げられることに気がついた。無茶苦茶な提案だけど一度投げてみよう。ダメだったら、自分でやれば良いだけだ。

悲劇喜劇、直前に掲載されていた鯉八兄さんの原稿を読む。相変わらず違和感を醸し出すのが上手いなぁ。でもタツオさんと九龍さんの対談と比べるとお互いまだまだですねぇと思った。兄さんとは年末のUPLINKで久しぶりにご一緒させて頂く。やっぱり定期的に会って刺激を受けたい数少ない落語家の一人。そして、来年はまた別の企画でもご一緒できることになりそう。これはちょっと我々にとって転機になりえる企画だからがっちり向き合いたい。いつか二人でもっと高いところで。と思っている。

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6日(火)
連雀亭でワンコイン寄席。はな平兄さん、かゑる兄さんと。天気が良くて嬉しかったけど、なぜかお客様の出足がいつもより悪くて、なかなかうまくいかないなぁと思った。初めてのお客様と久しぶりにいらした自分のお客様という感じだったからガツンと一人相撲をやった。帰りしな、おじいさんに「一人相撲は初めて聴きました。上方から移植された噺ですか?」と言われて嬉しかった。これが擬古典!他にも思うことはあったけど、さすがに書かないでおく。みんな違ってみんないい。

高円寺のtokyobikeさんで打ち合わせ。前回の打ち合わせを僕がすっ飛ばしてしまったので改めて。そういう不義理、まだまだやっちゃう。本当に申し訳ないし情けない。店がそうだから、スタッフさんも気持ちよい方ばかりで、終始幸せな空気に満ちた打ち合わせだった。こっち側の活動も大事にしたい。結局最後はこっち側が効いてくるのだと思う。ありがたいことに2回目以降の話も動き始めた。大事に向き合いたい会。心が洗われる。

携帯の修理に行ったら予約しか取れなくて、しかもその予約が来週以降という思いがけない事態に。仕方無いのでひげ剃りと本を買って帰った。何気なく手にとった『虚数の情緒』という本。4300円もしたけど、これはちょっと貴重な出会いになったんじゃないかと思えている。1000ページあるうちの20ページを読んで、寝た。

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5日(月)
道楽亭で『吉笑の打ち上げ』。急な日程変更かつ平日にも関わらずいつもくらいの皆さんにご来場頂けた。本当にありがたい。今年は結局こういった常連のお客様に支えられた一年だった。来年はこちらからもう少し恩返ししたいと思っているし、そのための用意も進めている。

ネタは『道灌』『歩馬灯』『カレンダー』。最近、落語が下手になっている気がする。単純に稽古が足りていないと言えばそれまでだけど、うーん、もっとちゃんとやらないとなぁと思うことが増えてきた。もちろん気持ちよくガツンとやれる日もあるけど、というかそれが無かったら終わりだけど、手応えよりも後悔することの方が多いかも。こんなことをやっているようじゃダメだ。

打ち上げ。人数がもっと少ないと思っていたから笑坊を呼んでいなかったのが仇となってしまった。もっと皆さんをケアできればよかったけど、なかなか難しかった。それでも温かい常連さん中心のメンバーだったので助けてもらいながら楽しい打ち上げにできたと思う。今年最後だから三本締めを。

その後、九龍ジョーさんから電話をもらいゴールデン街へ。久しぶりにお会いする前野健太さんと、初めてお会いする茂山童司さんもいらしていて、しかも3人ともベロベロだった。だからこそ普段は言ってくれないことも九龍さんが言ってくれたりして、刺激になった夜になった。もっと尖っていきたいと思った。確かに僕はバランスを考えすぎるところがある。

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4日(日)
起きて、チェックインの時間まで原稿作業。この旅ではずいぶん作業が捗った。時間になって、小雨降る中、天神へ移動。会場のセミナー室が入っている建物が素敵な建物だった。1階に入っている文具屋さんでハガキセットとかクリップとか衝動買いしてしまった。
設営も気持ちよく済ますことができて開演。相変わらず慎重になってしまい一席目は手堅いマクラをこれでもかと振った。トリネタはカレンダー。気持ちよく反応して頂けてほくほく。
飛行機の時間が迫っていたから、空港でうどんだけ食べて東京へ。楽しい2日間だったなぁ。

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3日(土)
朝から福岡へ。6月に呼んで頂いた「ひなたの会」にもう一度呼んで頂いた。ありがたい。土曜の朝イチ移動だったので飛行機は満席で真ん中の席しか空いてなく、相変わらず閉所恐怖症が残ってしまっている自分にとっては発作がでないか心配だったけど、無事に乗り切ることができた。福岡についてまず向かったのは念願の天ぷらひらお。兵動さんが番組で紹介されてるのを見て以来、いつか行きたかったのだった。720円でこんなに豪華な定食を食べさせてらもえるなんて。
そして博多座向かいのあじびホールへ。とても良い劇場だった。会の方は僕もはな平兄さんも慎重になってしまいマクラが長くなってしまったけど、終わってみれば時間ピッタリでとても気持ち良い内容に。打ち上げまでずいぶん時間があったから、ひとまずホテルにチェックインして、紙版の執筆や事務作業を。
20時から薬院の居酒屋さんで打ち上げ。酔っぱらい過ぎないように水をチェイサーに挟みつつ、来週伺う杉本酒造さんの島美人をソーダ割で。その後、はな平兄さんに〆うどんに連れていって頂きホテルへ戻る。お酒を控えることに成功した胸を張れる夜。

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2日(金)
MUSIC B.B.の収録。年内最後。4回目の収録にして、ちょっとこれまでに無く調子が悪い一日だった。気持ちが上がってこないというか。うまく自分を制御することができなかった。これまで考えもしなかったけどテレビでみる芸人さんたちもこんな調子の上向き下向きってあるんだろうなぁ。ゲストをお招きする以上は常に万全の状態でお迎えしたいものだけど、難しいものだ。
そしてこの日は途中で落語の収録もした。新春特別版ということで番組上で落語をやらせて頂けることに。7分を2本と結構タフな発注だったけど何とかクリアできた。一本はいつもやってるネタ、もう一本はその場で拵えたネタ。やっぱり本業である落語の収録となるといつも以上にヒリヒリした。何とか乗り越えられて良かった。明日から福岡。

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1日(木)
月初め。スケジュールを更新した。先月は暇だったけど、一転今月はありがたいことにまぁまぁ忙しい。土日がほぼほぼ埋まっているのも自分にしては珍しいし、「立川流が好きっ!!」を始め、大きい会がいくつも続く。そろそろ次の段階に進みたいと思っていて、その準備段階という感じ。

posted by kisshou at 03:44| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年12月20日

『立川流が好きっ!!』


立川流孫弟子の会『立川流が好きっ!!』の前日。
おかげさまでチケットも9割は売れて、明日の会をただただ楽しみにしている。
ご購入頂いた皆様、ありがとうございます。
十年後振り返った時に、
「もしかしたらこの辺りがターニングポイントだったよなぁ」
と皆で思える可能性があるイベントだと思います。
その場に立ち会って頂けることが本当にありがたいです。

とは言え、事前に完売まで持っていけなかった現状をヤバいと思っている自分がいる。
ドーピングに近い、出演者と会の名前を用意して、
それでも232席を完売できなかった自分たちに、
僕が思っている未来なんてこない気がする。


チケットの準備が遅かった。チラシの準備もそう。
そこの段取りの悪さは制作を担当している僕の責任だろう。
「だから早く用意しないとダメだと言ったのに。」
一方で、自分は手売り券を57枚売った。
×6で優に300席は埋まるはず。
「何でみんなもっと本気で売ってくれないのだろう。」


談吉兄さんが書かれたように、
我々は基本的に群れない。いや、群れることができない。
寄席や、かつての家元のような絶対的な価値基準がない今、
とにかくそれぞれの師匠がそれぞれの全てで、
考えていることや望んでいる未来もバラバラすぎるから。

そんな自分たちが集まって、何かをやろうとすれば
それぞれの思惑がぶつかることも簡単に想像できて、
結果、誰か任せのお見合い状態が続いてきた。


今回、ひとまず自分が動くことでそんな硬直状態を解くことにした。
もともとイタいタイプの人間だから、
空気を読まずに動くのは得意な方だ。

想定していた通り、外野から色々な声が聞こえてくることもあった。
誰か任せで、決して自分から動こうとしないくせに、
誰かが動こうとすることには驚くほど敏感で、
取り残されるのが怖いのか、火の粉が自分たちに降ってくるのが怖いのか、
ただガヤを入れたいだけなのか知らないけど。

印象的だったのはチラシを見ながら
「俺の方がお前らよりも立川流が好きだけどな」と呟いたあなただ。
どうせ、こんなブログ呼んでないだろうけど。

だったらお前が動けよ。何かやりたいなら、何か変えたいなら。
そうじゃなかったら、黙っとけよ。
もしくはいつまでもそうやって外野からブツブツ言ってろよ。


もちろん自分は完璧じゃないし、それは皆も分かっている。
そもそもこんな事を書く時点で、
一般的に落語家として求められているバランス感覚は明らかに欠如しているし、
それに対してあまり罪悪感もない。だからイタい。

計画をたてるくせに実現できないことが多い。
それは弱点。

今回、色々動いてみて、自分の得意なことと苦手なことが改めて分かった。
そして、苦手なことを誰かが補ってくれることも分かった。
特に寸志さんはオールラウンダーで、
僕が取りこぼしていく事務作業を片っ端からさらってくれるだけじゃなくて、
僕と同じ種類の情熱を持ち合わせている。イタさと言ってもいい。
バランス感覚があるからあんまり表に出さないけど、
今のところ一番本音をさらけ出し合ったのが寸志さんだ。

この会でのこはる姉さんはある種のマスコットというか象徴だと僕は考えている。
考え方や価値観が僕とは全然違うから、
問題意識は同じなのに、浮かぶ解決策が全然違って分かり合えなくてヤキモキするけど、
そのおかげで自分は自分の進みたい道がくっきり見えたりもしている。
「こはるちゃんが出るなら行こうかしら」と何人の方に言われたか。

志ら乃師匠はそもそも真打という立場なのに
この企画に乗っかってくださっていること事態が奇跡だ。
そして、一番キャリアが上なのに、未だに一番アグレッシブだというのが凄い。
こないだも「『5年後に武道館でやります!』と宣言する企画はどう?」と提案された。
それはすぐさま却下させてもらったけど、
真顔でそんな途方もないことを真剣に考えている姿勢に
いつも勇気をもらっている。

談吉兄さんと志の太郎兄さんは僕に優しい。
6人の中でも、年齢も近いし仲も良いから、友達感覚で付き合っている。
二人に共通しているのはこの数ヶ月間何度も
「俺にやれることがあったら何でも言ってね」と言ってくれたこと。
その都度、ありがたく思う反面、
「こっちから指示しなくても自分で考えて動いてくれよ」と思ったりもしたけど、
それは無いものねだりなんだろう。誰にも得意なことと苦手なことがある。
談吉兄さんの書く文章が好きだから、
「ブログ書いてくださいよ」と言ったら素敵な文章を書いてくれた。
志の太郎兄さんの得意な部分はまだ見せてもらっていない気がするから、
今後の切り札として期待している。


さてさて。
動き出すのが得意だから、ひとまず好き勝手に動くつもりです。
決まっていることとして、
来年は毎月17日に広小路亭で『マゴデシ寄席』を開催します。
開場前の時間を使って、立川流の全前座さんを対象に太鼓の稽古をやる予定です。
『立川流が好きっ!!』も継続するつもりだし、
トークライブも1回はやろう。
それらの情報をまとめたWEBサイトも作っているところです。
自分がやれることは全力でやって、取りこぼしは仲間に拾ってもらいます。

そして何はなくとも明日は『立川流が好きっ!!』の1回目。
まだチケット少しだけあるから、ぜひぜひご予約を。

ご予約はこちら

『立川流が好きっ!!』とお客様も演者も一丸となって噛み締める、そんな夜になるでしょう。
posted by kisshou at 20:19| Comment(1) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする