2016年11月30日

2016年11月

30日(水)
立川流新年会の打ち合わせ。と称した飲み会。例年使っている表参道のあるお店へ。6人でパーパー喋る。たまにはこんな日もよい。最近は事務作業の多くを寸志さんにこなしてもらっている。その分自分のリソースは『立川流が好きっ!!』に費やしたい。寸志さんもそろそろパンクされる作業量だと思う。

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29日(火)
成城ホールで『NEXT!立川流』。4年前に志の春兄、春吾兄、談吉兄、吉笑で始まった会。結局2回か3回だけやってそのまま停滞していたのだけど、今回他の何人かを加えて改めて始めて頂けることに。
志の春兄さんはあれ以降、僕とは全然違う独自の場所で活動されることが多くなったため、ご一緒できるのは久しぶり。纏う空気が昔とはずいぶん変わっていて驚いた。

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28日(月)
テイトで週刊キッショウ。『茶法』『桜の男の子』『歩馬灯』の3席。今日はぼくのりりっくのぼうよみさんがいらしてくださると聞いていたからマクラ含めてそのための構成にした。歩馬灯は気持ちよくできた。少しずつ輪郭が浮かび上がってきた感じ。ぼくりりさんのサブオブジェクションへのオマージュとして桜の男の子と歩馬灯を。
その後、小便横町で九龍さんとぼくりりさんとディレクターさんと軽く飲む。メジャーの土俵で活動されている方と話すともっと自分も頑張らないとなぁと思わされる。B.B.の収録でもいつもそんなことを感じている。ぼくりりさんとはまたお会いしたいなぁと思った。 

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27日(日)
長野県は松本での落語会。雲水師匠と。あずさで二時間半もかかるんだなぁと思いながらモソモソと移動。どうなるかなぁと思いつつ、手堅いマクラから手堅いネタの構成でひとまず皆さんに楽しんで頂けたよう。こういう場での雲水師匠を見るのは初めてだったので全編勉強させて頂く。当たり前だけど、持っている武器の量と質が違いすぎた。すげー。二公演終わりすぐさま東京へ移動開始。車中ではビールをしこたまご馳走になった。楽しかった!

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26日(土)
事務作業につぐ事務作業。少し前、体調が落ち気味だったときに色々な失敗をしてしまっていたようで、そのつけが今にきた具合。どうしたって波があるなぁ。

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25日(金)
談笑一門会で『歩馬灯』を。今もう一度始めからこのネタについて考え直しているところで、シブラクでネタ下ろしした時から随分要素が増えてきている。それをうまく組み合わせることができればグッとネタとして良くなると思うのだけど、今回はそこまでガラっと変えることができず、基本線は同じままにして途中一カ所、ある要素を足したのとそれに伴ってサゲを変更したくらいが大きな変更で、あとは諸々の流れを調整したくらいでやってみた。ずいぶん流れはしっくりいくことになったから、ここから思っているような要素を加えることができたら随分奥行きのあるネタに成長してくれそう。このレイヤー構造を完成させられたらちょっと質感の違う持ちネタになってくれそう。
全体打ち上げが終わってから例によって弟子だけで飲みにいった。あまり長っちりにならないようサクッと飲めてよかった。笑二が誕生日だったらしく皆でお祝いをした。

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24日(木)
日経電子版の原稿を書く。ラーメンでどうしようかと思いつつ、天一のこってりとあっさりの間をつつくネタにすることに。まとまったブレストができていない今、この連載が一番自分の創作能力を発揮できている気がする。落語でそれをやらなくちゃと分かってはいるのだけど、、。

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23日(水)
熊手を買いに花園神社へ。去年は現在落語論が刊行されるタイミングだったり、そもそも熊手を買うのが初めてで完全に店員さんにペースを握られたりで、めちゃくちゃ大きいやつを買うことになってしまった。でも、本が重版になったりB.B.が始まったりとご利益があった気がするから、今年も思い切ってガツンと買おうと行った。結果、一回り大きいものを去年と同じくらいの額で買うことができた。また1年、よろしくお願いします!その後、こはる姉さんと飲んで分かれて、笑二と家で飲んだ。

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22日(火)
WOWOWぷらすと。ミュージカル会。僕のミュージカル体験は従姉妹が出演するサウンドオブミュージックを池袋芸術劇場に観に行っただけ。主演を務められた辰巳琢郎さんだけ声量がびっくりするくらい小さくて笑えたことしか覚えていない。そんなうがった見方しかできないミュージカル門外漢の自分に、どういうプレゼンをしてくださるか、という所を肝に挑んだ放送だったけど、なかなかガツンとしたレコメンをしてもらえなくて、途中ちょっとイライラしてしまった。もちろん出し切りはしなかったけど、こっちの熱量が上がってしまった。そんな日もあるか。

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21日(月)
朝、談志まつりへチラシ折込へ。そして昼の部、夜の部とひたすら『立川流が好きっ!!』のチケットを販売する。思いがけずこの二日で32枚も売れた。ありがたい。
現在のところ半分くらいが売れていて、順調なペース。とにかくこの会に関しては絶対満席にしなくちゃいけないと思っているからあと一ヵ月、チケット販売も頑張っていきたい。
談志まつりについて思うことある。というか大勢の人が同じことを思っているだろうけど、表に出さない。それを今度のメルマ旬報で書いておこうと決心した。
師匠にくっついて打ち上げに行ったけど、師匠方の個室は満員で結果、恩田えり御師匠さん・キウイ師匠・志ら乃師匠と別のテーブルに座ることになった。気兼ねなく飲めて嬉しかった。朝から動いていて疲れたのと、ハイペースに飲まれるキウイ師匠に引っ張られて、すぐに酔っぱらってしまった。だからこの日は思ったような夜を過ごすことができなかった。となると、お酒がやっぱり自分の足を引っ張ってるというのは間違いなさそうだ。お酒止められたら人生変わるだろうなぁ。でもそれが良い変化なのか悪い変化なのかは微妙なところ。

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20日(日)
朝、談志まつりへ『立川流が好きっ!!』のチラシ折込へ。3000部を持って出かけるも、すぐにこの重さは無理だと気付く。特に力の弱い僕には無理すぎる作業だった。100メートルくらい歩いたけど心が折れて最寄り駅までの数百メートルをタクシーで行った。勿体ないなぁ。
何とか丸の内線に乗って、銀座へ向かう。寸志さんに銀座まで来てもらって、1500部ずつ持つ。これくらいは何とかなった。
さぁ、怒濤の折込作業が入る。僕は前座の時からたくさんチラシの折込をやっているし、特に業界でも最速と思われる立川企画の立山社長に鍛えてもらったから、かなり得意な作業。また、こういう単純作業の効率化は得意なんだ。だから、逆にゆっくりやってる人とか、効率的じゃない人を見るとイライラしてしまう。もちろん表には出さないけど。単純作業を莫大な量やる時、一つ一つの作業を少し遅くすると輪をかけて遅くなってしまうから常に最速を心がけないといけない、ということが、なかなか他の人に分かってもらえない。まぁそういう人たちは何時から何時という体制で働いているから、別に早く仕事を終わらせて時間を余らせても意味がないからモチベーションが上がらないんだろうけど。例えば、全部のチラシを重ねた最後に簡易鉛筆で全部を固定する作業。この作業が一番手間がかかるから、そこで渋滞が発生しがち。だから最後の作業は出来るだけ机の端まで進んで、動線を確保してから行うべきだけど、そこに気付かない人の多いこと。仕方ないから、自分だけ簡易鉛筆を手元にキープしておいて、最後の作業を少し進んだ場所でやって、どんどん抜いていく、ということをしてコツを伝えたつもりだけど反映されず。などと朝からイライラしつつ、ロビーでチケット販売。
志ら乃師匠がさすがの馬力で、完全におんぶにだっこで何とか8枚売れた。こういう作業は僕は苦手なんだ。とほほ。
帰ってきて、少し寝て駅前へ。何とか昨日同様思った通りの夜を過ごせている。いつまで続くか分からないけど、これこれ。これをみんなやってるんだ、と思った。その辺の詳細はここでは書かない。来年、いつも追いかけてくれている方には伝えられると思います。

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19日(土)
昨日の今日。上々の出だし。朝、何となくさらってみたら気持ちよかったから桜の男の子をやろうと決めて連雀亭へ。さん光兄さんと鯉白さんという顔付け。新鮮。さん光兄さんのん廻し
がとてもウケていて、そうなってくると自分もドカンと笑ってもらいたくなるから一人相撲でいくかと思いかけたけど、何とか気持ちを強く保って桜の男の子へ。
まだまだ体に入っていないから、思っているような会話で進めていけないけど、それでも随分気持ちよくやることができた。お客様が温かくて、引っ張ってもらった感じ。時間も想定通りで、ナイス自分。こういう風にいつも高座を大事にしなきゃなぁと思いながら帰宅。
順調に予定通りことを進めることができていたけど、明日の談志まつりへ持っていくチラシが全然届かず、ここでペースを見だされた。ドライバーさんの携帯へ何度電話しても全然出てくれないし、14時から待ってついには21時の従来の終了時間になっても届かず。21時半頃にようやく電話がつながってどうなってるのか聞いたら、近くにいるから持って行けるとのこと。何だその返答?そもそも21時を過ぎた時点でそっちから掛けてくるべきだろ!とか思いつつ、まぁ向こうも忙しいのだろうということは分かるから落ち着いて対応。結局22時前に届く。第一声が申し訳ございませんでなく、普通に代引きの値段を言ってきて、そのまま手続きを済ませようとされたから遅くないですか?という話をさせてもらった。さらっと流されかけたから、これは仕方ないと思い、今後こういうことがないように規定の21時を過ぎる場合は一本電話を入れるということを、あなたが責任を持ってセンターで働いているドライバーさんたちに徹底させてください、とお願いをして、ようやく表へ出る。うーん、一進一退の一日だった。明日から談志まつり。

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18日(金)
今後の予定をたてた。ちょっと動き方を変えようと思っていてそのために諸々の調整を。早速明日から細かく動き方を変えていくことに。あとは来年何やるかを具体的に詰め始めた。いくつか楽しみな動きがあって、それを実現するためにはどうするべきかについて考えていく。年が変わるまでのこういう時間がふわふわしていて楽しかったりする。

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17日(木)
朝、オチケンの太鼓会へ。この日は聖天(しょうでん)というジャンルの叩き方をする曲を中心に。立川流だと志の輔師匠の「梅は咲いたか」とか談修師匠の「東雲節」とか、平林兄さんの「名古屋甚句」とか。CDをかけて実践で叩いてもらってはダメだしをしていく。たまに自分が見本をみせるという流れ。かくいう自分も別段うまいわけじゃなくて、少なくとも立川流の人間として周りからはヘタだと思われることがないというくらいのレベル。うまく叩くというよりヘタさがバレないようにするという技を僕は持っている。ヘタさがバレないこつは、大きな間違いをしないということで、だから自信が無いときは極力大きな音を出さないようにする。基本的にお囃子の太鼓は三味線がメインで太鼓は脇であしらうくらいのイメージでやっているから、ちゃんと叩くと10の音がだせるとして、毎度10で叩くんじゃなくて半分くらいの力でも問題なし、もっと言えば拍子をとるためにバチを置くくらいの2くらいの音しか出さないときもある。経験則としてヘンな時に10で叩いてしまった時に「わ、こいつヘタだ」と評価されてしまいがちで、別に5で叩いてて「ちゃんと叩けてないからこいつヘタだ」とはあまり思われにくい。だから、合ってるか不安という時はあまり強く叩かないようにして、でも何も叩かずにいるのが長過ぎるとさすがに間延びしてしまうから、5で様子をみながら、2とか3でひとまず間を埋めつつ、絶対に合ってるという時だけキッチリ叩いていくようにする。そうするとまずヘタとは言われなくなるように自分は思っている。そうなってくると大きい音が出る大鼓の使い方が重要で、絶対合ってる自信がある時は少し大鼓を叩く回数を増やす。そこがバシっとはまったら「こいつ上手い」と思われがちだから、そこで得点を稼いで平常時はとにかく減点をされないように叩くという。こういう卑怯な作戦で僕は太鼓を叩いていました。
そしてそんなセコイ技術をいま後輩に教えているというわけだ。

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16日(水)
朝、来年出させて頂くイベントの打ち合わせへ。全部で50人くらいの二ツ目が出演することになる企画だけど、そこに呼んで頂けるのはとてもありがたい。いや、それは謙虚に言い過ぎか。自分の目標の高さからしたら、そこには入っていなきゃダメだろう。この日はさくっとした打ち合わせのみで、次回がわりとカロリー高めになりそう。
その後は広小路亭に行って、『立川流が好きっ!!』のチケットを談吉兄さんと志ら乃師匠に渡す。そのまま喫茶店にこもって、原稿作業。新しく始まる連載原稿と演劇雑誌に寄稿させて頂く原稿の締切が重なってしまった形。演劇雑誌の方はすでに一度原稿を送っていたから諸々を修正して送信、新連載の方は書き上げて送り、返ってきた反応をもとに修正して送信。何とか終わらすことができた。でも次はメルマ旬報と日経電子版の締切が待っている。こうやって書いてみると、ちょっと原稿作業多いなぁ。落語への時間が削られ過ぎると本末転倒だけど、色んな場所で仕事をやって自分を知ってもらうのは絶対必要だし、それに収入面でもめちゃくちゃ助かっているから当面はこんな具合にやり続けていくんだろうなぁ。
夜は連雀亭で週刊キッショウ。朝から家を出てたから笑んの家に届くように設定した紙版がなぜかいつも通り自宅に送られていたようで、結果、この日はお客様に紙版をお渡しできなかった。痛恨。ゲストは昇々兄さん。こうやって会を一緒にやるのはほとんど初めて。中々、活動場所が重ならないんだよなぁ。楽屋から兄さん節全開で思いがけず今後の話なんかもさせて頂いた。実現したら嬉しいなぁという企画の話を。会の方は兄さんの熱量が凄くて、対抗できるのはくじ悲喜しか無かったから、やった。こういうネタを増やさないとなぁといつもながら。
その後は近所で飲まれているけい木兄さんとレコード会社の方と合流。兄さんたちは今度一緒に仕事をされるようでその打ち合わせのような感じだった。何も言うまい、ライバルに塩は送るまいとだんまりを決め込んでいたけど、酔いが進むうちに我慢できなくなって、ついには思っていることを言ってしまった。自分もやりたいと思っていたような羨ましい企画で、少し嫉妬してしまった。

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15日(火)
昼、某所から帰ってこられたこはる姉さんに『立川流が好きっ!!』のチケットを渡す。元気そうでよかった。その足で今度は寸志さんにチケットを渡す。そしてシブラクへ。まずは自分が上がって、松之丞兄さん、春蝶師匠、そしてトリは三三師匠という強力な顔付け。結局この日だけで『立川流が好きっ!!』のチケットが20枚売れた。ありがたい!
会の方は自分もガッツリ受けたかったから、そういうマクラを振ってから一人相撲。色々細かい要素を足しながら、楽しくやることができた。そして時間調整も完璧という。ほくほく。終演後は三三師匠にご飯に連れていって頂く。こうやって同席させて頂くのは初めてでめちゃくちゃ嬉しかった。いくつか、明らかに自分に向けて言ってくださっているであろうアドバイスというか、優しいニュアンスの苦言っぽい言葉も頂いた。思い当たる節があったのでハッとした。それよりも驚いたのは三三師匠が現在落語論を読んでくださっていたこと。うへー、と思った。ありがたい。
帰ってシブラクの感想を観ていたら、まぁ仕方ないけど、ここだけの秘密ね、とネタっぽくでも釘をさしておいたつもりだったけど、結構ツイートしている方がいて、泣いた。些細なことと思われても仕方無いけど、その些細なことから生じる色々が無くはないんすよねーと。学んだのは、やっぱり大勢が集まるシブラクではそういうマクラは振っちゃだめということ。とほほ。

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14日(月)
朝、気持ちよく目が覚める。先に1人は帰ったみたいで、もう1人の方と一緒におかみさん特製の朝食をご馳走になる。ごはんも豚汁も美味しくて、目玉焼きも魚もあって、さらに煮物とか野菜とかあって、旅館の朝食なのだった。食後にマーマレードとコーヒーまで頂くという至れり尽くせり。本当に理想的なご夫婦だ、すごいなぁ。
感動しきりで東京へ。山梨また来たいし、馬場さんにはちゃんと恩返しできるようになりたい。家に帰ってくると、ようやく『立川流が好きっ!!』のチケットが届いていた。うん、良いデザイン。このイベントはきっちり売り切らないと絶対だめなものだから、期間が短いとはいえ皆で強力して売り切りたいなぁ。

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13日(日)
ざぶとん亭の馬場さんから頂いた仕事で山梨へ。あずさに乗ったのは初めて。天気がよくて気持ちよい中、会場へ。素敵な飲食店。すでに大西ユカリさんや三宅伸治さんたちがリハーサル中だった。あたりまえだけど皆さんエネルギーが凄かった。
最初の落語はまぁいつも通りとして、その後、大西さんたちが演奏するトランプという曲にちなんで、トランプ大統領の設定でヒラリー役の大西さんと少し絡むことになったプログラムに不安を覚えながら準備へ。なるほどこれは確かに自分とかじゃないと頼まれない仕事だなぁと思いながら。こういう場での落語は少しずつズルい共犯関係の作り方を身につけつつあるから、気持ちよくできた。というか、お客様が温かかった。問題はトランプで絡むながれ。基本は打たれっぱなしで良いという大西さんの指示だったけど、さすがに舞台上で居場所がなくて、ちょっとこちらからも動こうとしたら軽い事故みたいになった。それでも大西さんに助けられて無事終了。楽しい会でした。
その後は馬場さんのご自宅へ何人かのスタッフさんと一緒に行く。皆で泊めてもらうことになっていたから。もちろん初めて行った馬場さんの自宅は凄まじかった。都内だと考えられないくらい広いこともさることながらいたる所に置いてある本や落語関連の品がわくわくさせてくれるし、猫いるし、色んな種類のお酒やおつまみが出てくるし、これはちょっと僕の理想の自宅像に近かった。近くにある温泉がひいてあるというお風呂までお呼ばれし、5人くらいで伺ったのに全員分のバスタオルとか用意してくださっているし、もう本当に幸せすぎる時間なのだった。そして5人それぞれに寝る場所を用意してくださっていて、僕はとても綺麗な和室で寝かせてもらったのだった。幸せすぎる一日だった。

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12日(土)
八王子は大学セミナーハウスで出張版の『吉笑ゼミ。』。セミナーハウスの本館は吉阪隆正+U研究室の設計で、さすがに存在感がすごかった。天気もよくてよい出だし。
高知の炭酸ガス研究会でゼミをやり遂げたことが自信に繋がっているみたいで、この日は長谷川哲夫先生の天文学についての話がテーマで、これはまだ自分の興味の範囲に近いお題だったからわりとリラックスしてイベントへ挑んだ。
お客様の感じが大学セミナーハウスの開館50周年記念式典にいらしたトーンの方と、天文学関連の方と、そしていつも来てくださる落語界隈の方とがごちゃ混ぜになっている感じで、ちょっと的が絞り難いと思いながら高座へ。共犯関係を作るまくらだったり、後はそれぞれを届きうるまくらを振るうちに随分時間を使ってしまった。結果、一人相撲は気持ち良くできた。
長谷川先生の講義。ストロングスタイルなものだけど、自分は冒頭の我々はみな星の灰からできている、というロマンチックな切り口がガツンと効いて、もうそれを切り口にネタを作ろうと決めうちでひたすらウンウン考えた。
結果できたネタは、もちろん拙いけど枠組みとしてはまずまずの物だと思うから、イベントとしてはちゃんとまとまった気がする。その後のトークセッションはそれこそ自分の得意ジャンルで小学生哲学者という様相で、拙い知識源から色々な考察をし、そして色々な質問をする形式に。これ、たぶん知的好奇心が旺盛な方で洒落っ気もある方ならめちゃくちゃ楽しいはず。この日も思いつくまま長谷川先生に質問させて頂いた。
イベントが終わり、こちらも手応えがあったけど、お客様も楽しんでくださったようでなにより。そして、早くもまた来年もやりましょう、という話をセミナーハウスさんから頂いた。本当に教育というのは僕のライププランに入ってくる領域の一つだから、当然のめり込んで。今のところ「落語」「地方」「教育」これが自分の核になるべきポイントだと想定しています。
スタッフさんの計らいで打ち上げは高円寺で一番美味しい肴が出てくる店。この日は主催者さんが予算を用意してくださっていたから自分は気兼ねなくただただ出てくる絶品料理を食べ続けるだけ。カワハギ、美味しかった。店へ向かう途中に長谷川先生と喋っていた「太陽が二つある世界の俳句はどんなのだろうか」という話題。結構、奥行きあって楽しそう。メモメモ。
お客様とスタッフさんと長谷川先生のおかげでとても充実した一日になりました。ありがとうございます!

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11日(金)
昼、今度始まる雑誌連載の打ち合わせへ某出版社へ。これがもうどてらい大きさのビルに入っていて、そういう場所に行くと刺激を受ける性質の僕はビシビシとやる気をもらったのだった。編集の方と喋っているうちにようやく書きたい方向性が見えてきた。この仕事は芸能ニュースを題材にするシバリがあって、普段そういうことに感心がほとんどないから自分にとって新感覚だ。文字数が800文字と少ないのが特に難しそう。どうなることやら。
その後はセシオン杉並で開催されている談春師匠の独演会へ勉強に。ついに直接『現在落語論』をお渡しすることができたのでした。開演前にまた色々とお話をしてくださった。いくつかめちゃくちゃ示唆的なことも。本当はそこで自分が考えていることとかをちゃんとお伝えできたらもっと色々なお話を聞き出すことができるのだろうけど、如何せん談春師匠の前では萎縮し過ぎてしまう。これはもう仕方のないことだ。棒鱈と鼠穴の二席。袖から大事に聴かせて頂きました。頑張らなきゃなぁ。

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10日(木)
11月上旬はとても暇だったけど、結局思っていたような作業を進めることができなかった。いつもそうだ。ということはこれからもそうなんだろう。だとしたら終わってる気がする。

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9日(水)
昼からサウナへ。地下のラウンジがコンセントあるし静かだしで作業するのにピッタリだと気付いて、早速出かけてみた。結果、備え付けの漫画を読んでしまうのと、サウナ後は体が疲れているのかめちゃくちゃ眠たくなってしまうことが判明した。キングダムをずいぶん読み進めて時間オーバー。
夜はのんき夜行の斎藤さんと食事会。いつもお世話になっているからお礼を兼ねて高円寺は石川へご招待させて頂いた。この日はあんこう三昧。美味しかったなぁ。そして今週は吉笑ゼミ。の打ち上げでも石川さんに行けることになっている。贅沢な食生活。
その後、二次会へ。こちらはホールの接客態度が先代からめちゃくちゃ悪いけど、それを補って余りあるお通しの鳥スープが高クオリティの店。何人か呼びますか、ということになって、笑んに電話するも繋がらず、笑二は会の打ち上げ中とのことで、かしめ君がすぐに来てくれた。この辺のフットワークの軽さはさすが。
軽く飲んで斎藤さんとお別れし、止めに安いのが取り柄の丸金酒場へ。仕事終わりの笑二と笑二の友達の芸人さんとかしめ君と4人で。特に何も無かったけど、逆に言えば普通に楽しく飲んで2時過ぎに解散。楽しい夜だった。
斎藤さんと飲めてよかった。来年はさらにお世話になる予定で、そのお願いも兼ねていたのです。

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8日(火)
WOWOWぷらすと生配信。今回はスターウォーズ回で、ゲストが豪華な方々だったのでしっかり予習しておこうと、生まれて初めてスターウォーズシリーズをちゃんと観た。結果、7は間に合わず、4・5・6・1・2・3の6本を観たのだけど、1本2時間あるから12時間を費やしたことになる。でもこれで、ようやくスターウォーズの流れに追いつくことができた。
バーニングマンみたいな世界観の美術がとても好きで、そこに辿り着けた理由なんかを聞きたいなぁと思いつつ現場へ。ほぼ初めましての宇野さん、めちゃくちゃ優しい人で良かった。合うまで怖い人かなと思ってたけど、そんなこと全くなかった。
まだまだ仕切り力が乏しいなぁと痛感しつつ、無事におわり。帰りは南阿佐ヶ谷・青天井に寄って軽く一人のみ。これくらいの飲み方ができれば毎日ちょうどいいはず。

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7日(月)
朝、寸志さんと深川へ『立川流が好きっ!!』の打ち合わせへ。チラシデザインようやく素材が出来上がって、形になりはじめた所。チケットも間もなく完成。さてどうなることやら。
夜は連雀亭で小辰兄さんをゲストにお招きしての週刊。先輩をゲストにお招きすることはほとんど無いし、招かれたことも皆無。でも多分嬉しいもんだろうなぁと思って今回は先輩をお招きすることにしてみた。マクラ喋りすぎて、小辰兄さんに気を使わせてしまったのがちょっと後悔。それでも楽しい会になりました。ありがたい。そして終演後は兄さんに飲みに連れてってもらう。こちらでお呼びしてギャラをお渡ししても結局飲み代で使わせてしまうから何だか釈然としないけど、これはまぁ先輩として仕方がないことなのだろう。自分もいずれ後輩に呼んでもらったらそこで恩返しをしたい。たくさん楽しい話ができて(小辰兄さん、しっかりした考えをお持ちなので落語の話をするとお互い白熱して面白くなりがち)幸せな気持ちで解散。また会でご一緒したい。

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6日(日)
入門してちょうど6年が経って、今日から7年目。少し前までは予想以上の成果を上げられていたと思えていたけど、最近はだんだん予想通りか、予想を下回るくらいの感じになってきた。理想の自分は結構手強いけど、もっと頑張らなきゃなぁーとか思った。

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5日(土)
明日更新の日経原稿を一気に仕上げる。正直、日経の連載がいま自分にとって一番創作能力を発揮している仕事かもしれない。それはそれでありがたいけど、やっぱり落語でちゃんと発揮しないといけないなぁと思っている。そんなの当たり前だけど、それができないから自分でもヤキモキしている。これをスランプというのかもしれない。考えないようにしていたけど。

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4日(金)
『MUSIC B.B.』の収録。今回は年末進行ということもあって5本撮り。長丁場でどうなるかと思いながら現場へ。
月に1回の収録だからまだ3回目だけど、ずいぶんスタッフさんとの呼吸も合うようになってきた。衣装はおなじみ宇田川さんのスタイリング。今日も何着か太り過ぎて着られない服があった。申し訳ないなぁ。
収録1本目。ゲストの方、めちゃくちゃ良い人だったなぁ。毎週イベントをやるという仕組みは自分と同じで、頑張らなきゃって思わされた。ツイッターの使い方も徹底されてて、すごい。
2本目。カッコイイ女性。でも気さくでいい人だった。トークどうなるか心配だったけど、問題無し。きちんと打ち返してくださったから楽しく進めることができた。そしてFLOW BACKさん回と同じく体験型のコーナーが。自分の仕事はできたと思うけど終わってからディレクターさんに指摘されて一つ大きな取りこぼしがあったと気付いた。このへんの対応力は身につけないとなぁ。
3本目。ガツンとパンチの効いた方々。個人的には自分も落語界でそういうスタンスだったりするからめちゃくちゃ共感できるけど、番組進行役としてはバランス取りながら何とか成立させるための進行を。受け役がそれこそ凄腕だったらドカンと跳ねる人たちなんだろうなぁと思いつつ、残念ながら今の自分にはそんな信頼感はない。それでも粘り強く食らいついたら何とか形になった気がする。頑張った自分!
4本目。一線で活動されている方だから百戦錬磨だった。だからすんなり気持ち良くいけると思ったら以外とフックがなくて中々ポイントを作り難い回となったのだった。そんなこともあるんだなぁ。MC力をもっとつけないといらしてくださったゲストの方の魅力をちゃんと伝えることができない。
5本目。この回はのびのびと。構成上も少し変更があって、自分としてもそういう流れで進めようと思っていたけど、先にKissBeeさんが手を打ってこられて、この日のOP、EDパートは毎回何かしら策を用意して来られていた。BossBeeさん以外に初めてみる男性スタッフさんがいらっしゃっていた。たぶん作家さんだと思うけど、毎回ちゃんとトークの用意をされているよう。もちろん先手でこちらから崩すこともできるけど、ひとまず今回は全乗っかりで受け止めることに。落語家とはいえこっちは芸人、むこうはアイドルなんだからそれくらいはちゃんとやらなきゃなぁと。どう出てくるか分からない状態で受け切るのは緊張したけど、まずまず問題無くできた気がする。そしてめちゃくちゃ楽しかった。ひなちょす、みさきとも息があってきたからこの流れで次回収録も挑みたいなぁ。
疲労困憊かつ興奮状態だからクールダウンがてら少し飲んで帰ることにしたけど、結果的にあまりクールダウンできなかった。まぁそんなこともある。

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3日(木)
来年のことをちまちまと考える。そろそろきちんと自分自身の表現を前面に押し出すべきじゃないか、そんなことばかり考えている。いま、とてもありがたい毎日で、しかもこの毎日は少し頑張れば持続可能な気がしていて、でも、だからこそ、きちんとやりたいことを世に問わないといけないという気がしてきている。そのための準備をちまちまと初めているところ。

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2日(水)
今日も休み。前から買いたかったけどタイミングが合わずに足踏みしていた来年の手帳を買った。手帳を買うとき毎回思うのだけど、LOFTさんには同じメーカーのやつをちゃっと毎年取り扱って欲しい。去年同様渋谷のLOFTヘ行ったら、去年買って気に入っているメーカーのやつがなかった。なんでや〜。色々見て回って、また新しいメーカーのやつを買うことにした。その後、喫茶店で早速旧手帳から新手帳へすでに頂いている来年の予定を書き写す。この時間がたまらなく好き。もっともっと早めに仕事が決まっていくような芸人になりたい。今はだいたい2ヵ月前くらいに決まることがほとんどだからなぁ。
そして、昨日に続いてサウナへ。ちょっとサウナ中毒になりつつある。今は最寄りのところにしか行っていないけど、遠征するようになったらいよいよだと思っている。

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1日(火)

月初め。今月はずいぶん休みが多い。収入が心配だけどまぁ先月忙しかったからバランスを取るということで。ひとまず今月の予定と先月の日記をまとめてアップして、あとはお知らせメールを送信した。前回間違えた会の日付はちゃんと念入りに確認したから今回は間違えなかったけど、その代わり本文を記入せずに空メールを皆さんに送りつけてしまった。どんくさ〜。
来年のことを少しずつ考えている。流れを変えるためにガツンとやってやるんだ。勝負だ。

posted by kisshou at 23:38| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年11月01日

2016年10月

31日(月)
京都から帰ってきて夜はギャラリー工で週刊キッショウ。紙版を宅配業者から開場までに受け取ることができなかったから、かしめ君に留守番してもらって一人で会場へ向かう。今の場所でのギャラリー工は一度閉めるということで、最後にもう一度イベントをやらせてもらえることになった。
最初はこはる姉さんの勉強会に出させてもらったんだっけ。後はキウイ師匠との二人会もやらせてもらった。たぶんキウイ吉笑二人会はあれが最初で最後だろうなぁ。その会に大将の友達である高田先生がいらしてくださって、その打ち上げで水道橋博士さんと出会って、メルマ旬報の連載、ひいては現在落語論にまで繋がっていったのだった。他にもこの会場にはいくつも思い出がある。
音響操作もゆるゆるだし、別段やりやすい空間という訳ではないけど、やっぱりこの会場での会は特別な空気が流れている。たぶん濱田さんご夫妻の人柄によるものが大きいのだろう。無事に紙版を受け取ったかしめ君も合流して二人で4席。楽しかった。
その後はギャラリーで打ち上げ。おでんを食べながら、色々なお話を聞かせて頂いた。まだまだ健康なつもりでいる僕は病と付き合いながら生きている大将の気持ちは分からない。でもそれでいいんだと思いながら大将の武勇伝の聞き役に徹する。楽しかった。
その後、かしめ君とうちで少しだけ2次会。今月はたくさん飲んだ。やっぱりお酒の量は減らさないとだなぁ。明日から11月か。

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30日(日)
京都の吉笑。8月9月に続いて三ヵ月連続。この会は意地でも定着させたいと思っている。連続でやってみて、毎回来てくださるお客様も少しずつ増えてきているしひとまずこの形で継続することは可能だけど、もう一段次の段階に会を成長させるために何かしらの方法を見つけなくちゃならない。ひとまず来月はお休みにして年末か年始にまたやりたいと思っている。
終演後は立誠のスタッフと打ち上げ。前回、黒吉笑を見せてしまったから、今回は気をつけて飲んだ。楽しい打ち上げにできて一安心。本当は自分がご馳走しようと思っていたけど、頑なに代金を受け取ってくれず、またご馳走になってしまった。いつか恩返ししなくちゃ。
その後、以前連れてってもらった祇園のバーに一人で。明らかに高そうなオーラぷんぷん。背伸びして飲んだ。それにしても毎日飲んでるなぁ。肝臓大丈夫か?

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29日(土)
遅くまで飲んだから、ふらふらのまま京都へ移動。ボロフェスタ。立誠で暗幕と座布団をピックアップしてKBSホールへ。サニーデイサービスさんと同じ楽屋だった。緊張でろくに挨拶すら出来ず、楽屋の流し前にポツネンと独りで佇む。こういうとき、マネージャーがいるとありがたいなぁといつも思う。横で結構マジな意見交換をされている姿を見て、いつまでたってもその連続なんだなぁと背筋が伸びる思いがした。
出番。音の問題など心配していたけど、松田くん筆頭にスタッフさんが最大限の配慮をしてくださったおかげで全く問題なし、どころか、やりやすい環境に仕上がっていた。お客様も思っている以上にたくさん集まってくださって持ち時間一杯、気持ち良く演らせて頂いた。また出たい!
終わりで、メルマ旬報原稿と紙版の原稿を泣きそうになりながら書く、書く、書く。どちらも締切すぎて、もはやデッドライン直前という具合。何とかどちらも書き終えてエイヤっと送信する。そしてトリのクラムボンさんを観にホールへ。うはー、やっぱりカッコイイし郁子さんの多幸感も凄まじかった。最後、後ろのカーテンが開いたら壁一面壮大なステンドグラスだった。KBSホールにこんなものがあったなんて知らなかった。うわぁーと圧倒されたし、色々インスピレーションを得られた。アンコールはナイトクルージング。あぁ、フィッシュマンズのライブを観てみたかった。
その後、高倉蛸薬師にある居酒屋へ。先月ふらっと入って、雰囲気がよかったから今月も。馴染みになりたい。ほどよく飲んで帰宅。明日に備える。

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28日(金)
談笑一門会。天気悪い。一門会は雨のことが多いなぁと思いつつ会場へ。今月はトリでカレンダー。前半は桃太郎、金明竹と軽めだけど、後半は笑二の百川とカレンダーでちょっとこってりするだろうなぁと思いながら準備をする。時間的にはマクラふらなくても良かったのだけど、せっかく一門会に来てくださっているお客様だからおみやげを渡したくて、Dの師匠からかかってきた2回目の電話について初めて話した。
ネタは、まだどこでどういう反応があるのか制御しきれないネタだから、ヒリヒリしながら一歩ずつ進む感じ。一発決まったと思ったら次で反れたり、本当にまだ読めない。それでもきっちり用意した構造に引き込めたとは思うし、最後のラッシュもまずまずハマったはず。長くやり過ぎたけど気持ち良い高座だった。
その後、一門で打ち上げ。会に来てくれた九龍さんと、初めてお会いする俳優の中島歩さんが近くで飲んでいるとのことだったので一門の打ち上げを途中で抜けさせてもらってくじら山という店へ。中島さんは、さすがのかっこよさだった。でもめちゃくちゃ腰が低くて、さらには落語好きということもあって、気兼ねなく色々とお喋りさせて頂いた。たぶんまたどこかでご一緒することになるだろうなぁ。終電くらいの感じでお開きとなり、高円寺へ。もしやと思って連絡をしたら笑二たちが近くで飲んでるとのことだったので合流することに。何てことない話をしているうちに店が閉まる時間に。何かこのまま解散するのは寂しかったから、流れで1時間ほどカラオケへ行くことに。久しぶり&笑坊たちとは初めて。笑坊も笑んも結構上手で堂々と歌えていて驚いた。最後はWOW WAR TONIGHTを歌ってお開き。たまにはこういうのも良いもんだ。帰って、急いで寝る。明日はボロフェスタ。

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27日(木)
今度掲載させて頂く雑誌の取材へ。二ツ目特集ということで蒼々たる先輩方と並んで載せて頂けることになりそうです。ありがたやー。なので、久しぶりにあれこれ話した。自分としては一度現在落語論で全てを吐き出しているから、何か改めて喋るのは気持ちが乗らないのだけど、当然ながら読んでない人がほとんどなんだよなぁ。できるだけはしょらずにしっかり喋るように意識した。そして、この企画では蓮二さんの取り下ろし写真も掲載されることになっているから、その撮影もして頂いた。何気ない場所でも蓮二さんの目線で切り取るとこうなるのか!と、さすがの凄さを痛感させられた撮影だった。
その後は、KAATへヨーロッパ企画の本公演を観に。当日券を直前で予約したけど、着いたら井神さんが関係者席を用意してくださっていた。ど真ん中でめちゃくちゃ観やすい席で観劇。面白かったー。また違う段階に向かおうとされてるのがありありと伝わってきた。
そういや志の太郎兄さんも観に入らしていた。ヨーロッパ企画は初めてらしい。やっぱりこうやって客席から体感する経験というのは大事だなぁと思った。やる気が出るし、普段の自分の会も客観的に意識できるようになる。いつか、こんな良い劇場で会をやれるようになりたいなぁと思った。
終演後はせっかくだからと、志の太郎兄さんと飲みに。中目黒。同期は今となっては兄さんだけで、とは言え同期っぽい濃密な仲の良さはまだなくて、ほど良い距離感で、でも気軽に話せることが嬉しい。兄さん以外にいないなぁそんの仲間は。落語の話やどうでもいい話などバランスよくやって、気持ちよく解散。楽しかった!

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26日(水)
アップリンクでニューラクゴパラダイス。今回はヨーロッパ企画の永野さんがゲスト。色々考えたけど、なかなかうまくいく方法が思いつかず、こうなったらその場の即興で何とかやりきろうと腹をくくって現場へ。
永野さんとこうしてガッツリ絡んだことって案外なくて、新鮮だった。客席から観ていた平場の永野さんの空気の作り方を真横で体感できて震えた。頼もしいー。
永野さんには群像劇のカレンダーを観てもらいたいなぁと思っているときに、なんとか今回の企画を成立させられる方法を思いついた。入れ子でカレンダーをやって、外側を祗園太郎ネタで描けば良いんだ。枠組み作って、ボケを揃えて、流れを掴みながらいざ本番。いやぁ、心臓がドキドキしっぱなしだったけど、まずまず形にはできたと思うよかった。本当はカレンダーのサゲの後に、全体のサゲを用意していたけど、頭を下げたらBGMがなったからそのまま終わりにした。まぁそんな大したサゲでも無かったから言わなくても問題なし。
終わりで、少しだけ打ち上げに。楽しかったし、勉強になった。

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25日(火)
連雀亭昼席。桃之助兄、かゑる兄、笑二というメンバー。こういう会で笑二と一緒になるのは久しぶり。一人相撲、気持ち良くやることができた。次の笑二も五人廻しを気持ち良さそうにやっていた。談笑一門、結構やるぜ。
近所の作業しようと思ったけど喫茶店がことごとく満席で、じゃあひとまず家に荷物を置きに行こうと帰ってる途中でDの御師匠様から電話。今度はなんだろうとドキドキしながら出るも、びっくりするくらい暢気な電話だった。こんなパターンもあるのね。

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24日(月)
ありがたいことに10月13日から毎日なにかしらの仕事が入っていて、相変わらず月末は忙しい日々を過ごしている。そんな中、今日だけ唯一の休み。ということで、昨日買ったひらのりょうさんのファンタスティックワールドを一気読みして、吉祥寺の326に買い物に行って、久しぶりに井の頭公園を歩いて今は最寄りの喫茶店に戻ってきて、この日記を書いている。ちょっと早いけど、これを書いたら今日は終わりということにしよう。
一昨日くらいからまた自分の気持ちを上げるための鍵が変わって、今は引き続きその鍵で気持ちを上げているところ。しばらくぶりにこの鍵が効果を取り戻したみたい。そしてその鍵の影響をモロにうけて、早速またやりたいことが思いついた。いや、やらなきゃいけないことを思いついた。そこからしか始まらないと思っている。ということで、今から早速その準備に取りかかろう。いいかげんやろう。

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23日(日)
昼、志ら乃兄さんの会。兄さんが僕の『何時材』をやってくれるという趣向の会。兄さんが開演直前まで格闘されているのを横目に僕はひたすらのんびりと。普段は自分の会ばかりの活動なので、こうやって他の人の会に出るとなるとずいぶん気が楽だ。
兄さんの準備時間を作ろうとマクラもネタも長めにやらせてもらった。気持ちよかった。兄さんの『何時材』、最初の入り方に痺れた。自分は全くやっていないアプローチで、なるほどそういう方法を使えば落語的リアリズムが担保できるのかと目から鱗。一方で、特にギミック押しのネタだから、ギミックが発動してからはそういう落語的リアリズムが少なくとも作り手の僕から見れば邪魔に見えてしまい、だからこそ自分のやり方の強みに気付かせてもらえた。
トークでも言ったけど、構造は変えずに兄さんにやってもらいたいなぁ。それが自分が思っているようなモノになるのであれば、これから自分が目指すべきものは確実にそこになる。兄さんがおっしゃっていたけど、僕の短所は兄さんの得意分野で、兄さんの短所は僕の得意分野なんだろう。無いものねだりかもしれないけど、とりあえずねだり続けてみたいとは思っている。
後はやっぱり兄さんと一対一のトークはなかなか難しい。こればかりは相性の問題なのだろうけど、お互いの武器がガチガチぶつかってしまうから思うように自分も波にのることができない。こういう相性ってあるのよなぁ。僕は宮治兄さんともトークの相性が良くなくて、というのはたぶん自発的にガンガンこられる方と一対一だと自分のフィールドに持っていけないから窮屈に感じるんだろうなぁ。だったら向こうの流れに乗ってしまえば良いはずだけど、身を委ねる技術も今のところなくてという。
「立川流が好きっ!!」の時はそんな兄さんとガッチリ噛み合えた気がしたから、もう行けるのかと思ったけどあれは複数人かつ間に人がたくさんいたから可能だったのかなぁ。
終演後、美味しいハンバーグをご馳走になる。そして色々なお話を。
いずれにせよ、立川流の若手の中で現状一番がむしゃらにやってるのが兄さんであることに間違いはないから、我々後輩はもっと頑張らないといけないんだよなぁ。

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22日(土)
昨夜の記憶がほとんどないまま、起きたら二日酔いだった。そしてまたしても財布にお金が無かった1円も。吐いた方が楽だと思って吐いたら、なぜか血みたいなのが出てきて、ちょっと焦った。病院いくの怖い。
などと昼過ぎまでモソモソして、夜は連雀亭へ。週刊キッショウ。「歩馬灯」「炭酸ガス研究会」の最近作った2席と、最後は久しぶりに「舌打たず」を。さらわずにやったら、舌打たず見事に忘れていて、ビックリした。あぁ、また体から噺が離れていってしまった。ぞおんとかも全然やってないから、そろそろ一度やった方がいいかもしれない。「歩馬灯」やりたいこととできてることの差がまだまだ大きい。12月までには仕上げたいなぁ。
なぜか仙台で仕事終わりの笑二が楽屋に来てくれた。これがことの他嬉しかったから、自分も空いてるときは先輩の会に勉強に行こうと思った。昨日の今日だから程よく飲んで気持ちよく解散。飲みながら話を聞いてると、笑んの意識が変わってきている気がした。頑張れー。そして自分も。


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21日(金)
この日も昼は日本橋亭。昨日と同じ感じだったらどうしようと心配だったけど、お客さんが温かかったから気持ちよく演じることができた。よかった。
その後、神宮前に移動してミッドナイト寄席の収録。ろべえ兄、鯉八兄というメンバー。どんな空気か分からないまま収録に挑んだけど、とてもやりやすくて気持ちよかった。長く続いたらいいなぁ。
終わりでこのまま解散かなぁ、と思っていたらろべえ兄さんが飲みに誘ってくださった。嬉しい。お酒が進むに連れてだんだん緩んできて、結構本音であれこれ喋らせてもらった。途中、鯉八兄さんが提案したお互いをただ褒め合う、という時間は幸せしかなかった。なんていう飲みスタイルだ。
終電ぎりぎりまでご馳走になって解散。このまま帰ろうかと思ったけど、やっぱり無理で独演会終わりの笑二を呼び出して高円寺で飲むことに。今思えばこの時点でめちゃくちゃ酔っていたなぁ。
笑二と二人でまったり飲むつもりだったけど、ある件で笑二が笑坊を呼び出した。ただ、そうなるとこっちはもう酔っぱらっているモードだからそのまま受け止めることもできず、しかもお店の方ともちょっと流れが良くなくて、結果酒が進む進む。ちょっとこれまでに無いくらい記憶を失ってしまったのだった。
次の日携帯を見たら笑二が僕の携帯からオチケンラインであるメッセージを送っていて、それを読んだオチケンメンバーが僕の言葉と勘違いして、急激にラインが飛び込んできたのだった。にしても、そもそもオチケンラインの一件は気持ちが悪くて解せない。参加する参加しないどちらでも良いけど、根本の返事すらしないってどういうことだろう。そんな人たちに何でわざわざ自分が時間を割いているのだろうと思ってしまう。最低限のことはちゃんとやろうぜ。後はまわりを見て動くんじゃなくて自分がどうしたいかで動けよー。

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20日(木)
昼、日本橋亭。この日はちょっとびっくりするくらい客席が重くて、自分の力ではどうにもできなかった。ビックリするくらいスベッて、途中気絶するかと思った。スベるの怖い。
その後、三越前近くで打ち合わせ。来年からとある雑誌で連載させて頂けることになりそう。連載テーマはこれまであまり手をつけてこなかったジャンルだけど、絶対プラスになることだからすぐにやらせて頂くことにした。こういうイレギュラーのオファーは本当に嬉しいものだ。
夜はWOWOWぷらすと生放送。ちょっとどうなるかと心配していたけど、この日は無事にMCを勤めきることができた。どうしても天明さんに助けてもらいがちだから、少しずつでも自分が先回りして質問とかできるようになりたいなぁ。
1日に3つとか予定あるとさすがにひたすらそれに追われて終わってしまう。ありがたいことだけど、適度に余白を残しておかないといけないんだろうなぁ。

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19日(水)
夜、音助くんとの会。少数精鋭のお客様だったので甘えさせて頂いた。相変わらず体調はあまり良くない。ううむ、という毎日。音助くんとの会は定期的にやっていきたい、というか音助くんには定期的に会いたい。その形はもっと考えようがあるかもなぁ。
打ち上げで見た、落語THE MOVIE、面白かった。もちろん色々言おうと思ったらそんなの簡単だけど、それでも映像であれだけの時間退屈せずに落語が観られるのは仕組みのおかげだろう。考えた人と、それを今の形にまで練った人、凄いなぁ。ワイプで噺家を抜くタイミングとか長さとか、色々調整されたのがよく伝わってきた。お見事!

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18日(火)
昼、洗濯をしてからネタ下ろしの準備。ちょっと試したい形を閃いたのだけど、ガッチリ効果的に表現するには色々が複雑すぎる。落語という形式のパロディみたいなモノとか、構造をわざと特殊にする方向のモノはあまり好きじゃなくこれまでやってこなかったけど、初めてやってみることに。いくつもやりたいことは思いつくけど、どこまで今日表現しきれるかだなぁとか思いつつ。
今日は出番がトリ前で、たぶんそれまでに皆さんがドカンドカン沸かせるだろうから、ぬるっと入るような形でも大丈夫だろうとそういう台本に。近頃の体調的がもろ出てるのだろうけど、セリフを吐けば吐くほど、そういうものが増える傾向で驚く。やっぱり健全な状態を保っておくのは大事なんだ。
ユーロスペースでもひたすら流れを追っていく。台本にして言葉ごと覚えるのは諦めて、通過点だけ固めてあとは出たとこ勝負でいくリスキーな方法で。いつも通りみたいな感じで振る舞っていたけど、内心これまでに無いくらい追いつめられていたなぁ。直前にひよって、高知でやったネタに逃げようかと思いながら高座へ。びびって固いマクラを振ってしまったけど、だからこそ予定通り歩馬灯へ。軸になるツッコミまではじっとりいくのは狙い通り、不毛な会話を主人公の気持ちを感じられるくらい長く続けるのも狙い通り、外部の影響が反映されるシーンも狙い通り(ただ演技に自信は無かったからまずまず笑って頂けて一安心)、ととりあえず想定していた通過点はどんどん通れたけど、最後の流れは予想外の所にいってしまった。もっとやりようあったのに。
もっと構造をしっかり組み立てたらちょっと見た事ないネタになるはず。上下と高さを、そして角度も使えたら強力な入れ子構造を実現できそう。
とにかくいまの状態にしては納得のいく高座になったから、ホクホクして着替える。彦いち師匠に打ち上げをご馳走になる。サクっとまとめた短時間の飲みスタイル、憧れる。そのまま、今ならなんとかなりそうと、イクイプメンの時によく使っていた南平台のデニーズで溜まっているあれこれをやっつけることに。行ったら天明さんも作業されていて励まされた。ゴリゴリと原稿作業を済ませて気分よく帰宅。タクシー代はもったいないけど、効果的な出費だと思えた。

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17日(月)
朝、オチケン3回目。今月も先月に続き太鼓の稽古会。ということで早起きして広小路亭へ。笑坊、笑ん、うおるたー、かしめ、だん子というメンバーで、今回は「仲入り」「前座のあがり」「大拍子の基礎」を。
器用なタイプのかしめ、笑んが安定してきた。笑坊は手は理解できているけど体に力が入り過ぎるくせがある。うおるたーは教えたことを取り入れようという姿勢はいいけど、その前にそつなく叩けるようにならないと単純ミスがより目立ってしまう、だん子は叩けるものと叩けないものの差が大きいからそこを埋めるべき。などと、とにかく自分が持っている技術は全部預けるようにしている。
稽古終わりで、出番まで少し時間があったから喫茶店で諸々の事務作業。溜まりに溜まっていたあれこれを少しずつこなしていく作業。負い目を失くすことしか策は無い。
広小路に戻って昼席。一人相撲。うん、この手の客層でも問題なく面白みを伝えられるようになってきた。もっと磨ける気はやっぱりしている。
終わりで永田町へ移動。この数ヶ月師匠の月例独演会へ伺うことができていなかったけど、今日は夜のスケジュールが無かったので行けることに。事務作業とか明日のシブラクネタ下ろしの準備などやるべきことはあるけど、それよりもやっぱり師匠の会を選択することに。まぁ当然か。
喫茶店でさらに溜まった作業をこなして時間が来たから国立演芸場へ。スタッフさんたちとも久しぶりに会う。ロック系出囃子だけ担当して後は弟弟子に任す。笑んが開場前にずいぶん練習をしていた。楽隊の締めのリムショットみたいな叩き方を習得したいみたい。まだ音が安定してなかったけど、そのうち叩けるようになるだろう。
本番中は袖から、じゃなくて、ロビーから勉強させて頂く。国立のロビーモニターは大きい上に音も大きいからまるで前から見ているように高座を見ることができるのです。後はパソコンをパチパチすることもできるし。
序盤の師匠は近頃の僕と同じような状態なのかな、と思ったけど、ちゃんとトータルでは形にされていて凄いなぁと思った。久しぶりに顔を出したから打ち上げも当然参加。でも帰ってから明日の稽古ができるようにお酒はほとんど飲まなかった。偉いぞ自分。
色んな人に太った太ったと言われてしまった。やっぱりそうだよなぁ。

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16日(日)
なんとか二日酔いもなく、時間通りホテルをチェックアウト。それでもやっぱり体がだるかったからすぐに空港へ移動して、そのまま展望デッキで音楽を聞きながら横になっていた。天気も良くてすっかり気持ちを立て直すことができた。またここから頑張ろう。こうやって何度もつまづいて、立て直してを繰り返している。初志貫徹できればそれに越したことはないけど、自分の場合たぶんそれは苦手で、始めて滞ってまた始めての繰り返しなんだろう。でもリスタートだけはし続けよう。
家に帰って洗濯と後始末。お礼状も書かなきゃなぁと思いつつ、気がついたら寝てしまっていた。少しして起きて、気持ちをリフレッシュさせるために奮発して近所のお寿司屋さんに初めて食べに行った。入門前のぴっかり姉さんがバイト先の上司とよく来ていたという話をきいて驚いた。落語家はどこにでもいる。

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15日(土)
この日は夜の独演会だけ。ホテルに連泊だからチェックアウトを急ぐこともなくゆっくり午前中を過ごさせてもらう。表をブラブラしていると帯屋町なんとか、という気持ち良さそうな建物を見つけて下の本屋さんで物色。その横にすごくオシャレなパン屋さんがあって、天気も良くて気持ちいい休日感を味わう。結局横のスタバで滞りまくっていたメール対応などをやる。考えてみたら東京で過ごすのと変わりない生活。
マクラの種にとひろめ市場に行って、高知城にも行った。高知城は登ろうと思ったけど少し登って見上げた天守閣が高過ぎたから諦めて帰路へ。その途中、最近興味をもっていた寺田寅彦という文字が見えた気がして近寄ると、なんと高知に所縁があるそうで、記念室があったからもちろん入ることに。東京生まれだけど4歳くらいから高知に住んでいたそう。交友関係とか、椿の研究とかが特にグッときた。売店を見ていると「窮理」という小雑誌が売られていて、それは物理学者の先生方が日常についてのエッセーなんかを書くというコンセプトらしく目次だけでも面白そうなエッセーがあったし、それこそ寺田寅彦とか岡潔とか昔の学者さんのエッセーが好きな僕はは迷わず購入することに。4号まで全部買ってしまった。
帯屋町の商店街から一本入ったとこにあるラーメン屋でイカ出汁ラーメンを食べた。美味しかった。疲れたからホテルへ戻ってシャワー浴びてごろごろして体力回復を。夕方すぎにいよいよ独演会の会場へ。
今回、主催してくださっている方は、こういう落語会をやるのは初めての方だったので、客席や舞台周りのチェックは自分が中心となってやらせてもらう。時間もないからこっちもピリピリしちゃうし大変だったけど、結果3ブロックから2ブロックに変えた客席の組み方や、マイクの音量、照明など、見事に仕上げることができた。そうこうしてると開場時間に。
初めての高知でどうなるかと思ったけど、いざやってみたらありがたいことに大勢のお客様に集まって頂けて、これは手応え十分だった。マクラからネタもどれも気持ち良く演ることができて、時間もぴったり21時終演と思い通りの会になった。
持っていった現在落語論や手拭いもたくさん買って頂けたし、こういう時に終演後サインを書いたり握手をしながら現地の方とお話できるのがとても幸せな時間。
諸々の片付けが終わって、打ち上げへ。「ぼんくら」という高知在住でシブラクのチラシデザインをされている竹村さんオススメの店。なるほどこれは観光客は見つけることができない店だ。主催のHさんご夫妻と音響を手伝ってくれた息子さん、スタッフのHさん、東京から来てくれたKさんとTさん、竹村さんと。
カツオのたたき、うつぼの唐揚げ、四方竹のような郷土料理からアボカドチーズ揚げ、チリコンカンなどの洋風メニューまで美味しくて最高だった。みんなでたくさん喋ってたくさん笑って遅くなりすぎないころに解散。
その後竹村さんと東京組とで近くのバーへ。こちらもディープで素敵な場所だった。お客様の前ということもあって僕は何とか正気を保ったままホテルへ帰る。
高知公演、2日間めちゃくちゃ楽しかったなぁ。主催のHさん始め手伝ってくれたスタッフさんたちは大変だっただろうけど、また来年もやりたいなぁ。というか、高知での落語会、ちょっと可能性を感じた。もっともっと盛り上げられるはず。皆さん、お疲れさまでした!!

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14日(金)
朝から高知へ。着いたらとても温かかった。まずは土佐神社の裏手にある老人ホームで一席。会場の方がとても楽しい方で色々とよくしてくださった。かなり高齢者の方が集まっていて(103歳の方もいた!)、なかなか新鮮な体験をさせて頂いた。テレビ局の取材も入っていた。夕方の番組で明日の告知も流してくれるらしい。ありがたい。
終わりで急いで移動。「炭酸ガス研究会」という、施設園芸(ハウス栽培のことと思われる)をされている農家の方の中でも特にCO2濃度なんかも調整されている方々の勉強に呼んで頂いて、そこでまさかの「吉笑ゼミ。」。九州大から安武先生という同年代の研究者の方が1時間みっちり講義をされて、僕はそれをその場でネタに。農家の方もかなり勉強をされているようで、質問タイムではバシバシ質問が飛び交い、熱気溢れるすごい勉強会だった。
例えば僕は学校で、植物は昼間に日光を吸収して夜に糖を生成しているというようなことを習った気がしていたけど、最近の研究では日光を浴びて光合成したら一時間後くらいから糖を生成して、そのまま各部位に栄養を送り込むというダイナミックな活動をしていることが分かったそう。目から鱗。
さぁそれをどうやってネタにしようかと本当にギリギリまで悩んだけど、一つフックが見つかって、さらにはサゲの展開も見つかったから、後は大喜利的にクスグリを時間一杯考えて、何とか乗り切ることができたのだった。ナイス自分!
その後は懇親会。同い年の微生物屋さんと意気投合したり、県の職員の方とたくさん喋ったり、元ジャズマンで今は当団体の代表を勤めておられる方とは土取利行の話で盛り上がった。存在を知っていることに驚かれたけど、僕としてはジャズマンとしての土取さんじゃなくて、東京節とかの演歌師としての方向で触れていた方。色々と繋がるもんだなぁ。
そして高知流の飲み会作法である「返杯」を教わる。何度聞いてもイマイチ仕組みを理解できなかったけど、とにかくもたもたしていると手元にグラスが溜まり過ぎることが分かった。
ホテルに帰って、せっかくだからもう少し飲もうと周辺をウロウロする。道行く人に尋ねてみたらめちゃくちゃ気のいい人で近くのラウンジまで案内してくれて、今度はそのラウンジのお姉さんがわざわざおすすめの店まで案内してくださった。でも、金曜の夜は以外と早く店が閉まるみたいでことごとくオススメの店が開いてなくて、だったら、とそのラウンジで飲ませてもらうことにした。
最初に声をかけたお父さんが芸術関係の仕事をしているとても面白い人で結果しこたま御馳走になった挙げ句明日の会にも来てくださることになった。なかなか気持ち良い高知の初夜となった。

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13日(木)
連雀亭で週刊キッショウ。直前に笑んに前座をお願いする。この数日ちょっと色々な悪い流れが重なりすぎて風邪もひいちゃったし、久しぶりにかなりヤバイところまで落ちてしまっていた。頭が鉛みたいな感じになる例のやつ。
とは言いつつ、会はあるし、もちろん致命的にヤバい症状でもなかったからもそもそと会場へ向かう。猫背のまんま色々準備をし、いざ本番へ。どうなるかと思ったけど、マクラできっちりアイドリングさせてもらって1席目でも調整させてもらったら、ずいぶん気持ちも晴れてきた。単純に汗をかいたのが良かったのかもしれない。茶法はこれまでとはまた違う感じにシンクロできたし、蔵替えは久しぶりだけど楽しく演れた。お客様にリハビリに付き合ってもらってるような感じがした。ありがたい。
後片付けをして、さすがにこの日は打ち上げせずに真っすぐ家へ。明日からタフな高知公演だから何とか今日くらいの状態を保ちたいけどどうなることやら。気分は良いまま寝た。

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12日(水)
全く記憶がない一日。布団から出られない、ヒゲを剃れない、お風呂に入れない、頭も体も重い。その上、シンプルに風邪をひきそうでもある、という。終始布団にくるまってひたすらガキの使いをYouTubeで見ていたはず。思い出すだけでもしんどい日。

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11日(火)
何となく前から予兆はあったけど、頭とか体が重い。これはよくないぞとビクビクしながら陽に転じることをやろうと、B.B.でスタイリストをやってくださっている宇田川さんから教わったちょっと高めの靴下を買いにいった。いくつか教えてもらったメーカーからエチケットクロージャーズというやつを選んで検索したらどうやら伊勢丹に売ってるらしかったから久しぶりにデパートへ。売り場を探してもどれがそれか分からなかったから販売員さんに「エチケットクロージャーズはありますか?」と聞いたら「エチケット、、、クロージャーズ、、、エチケットなら販売しておりますが、エチケットクロージャーズというブランドは取り扱っておりませんが、、、」と返された。たぶん「ティファニー」を「ティファーニーエンコー」みたいな普通呼ばない呼び方をしてしまっていたんだろうなぁ。
目当てのモノを買ったあと、物色していたら一足1万4千円するような恐ろしい靴下を見つけてしまった。どんな人が買うのだろう。
これで流れが少しは変わるかと思ったら、全然そんなことなくて、しかも風邪っぽい症状まで出てきてたまらず布団に飛び込んだ。季節の変わり目、怖い!

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10日(月)
昨日も飲み過ぎてしまった。起きたら例によって持ち金がゼロ円に。比喩でもなんでもなく、お札も小銭もすっからかんという。たぶん気が大きくなって後輩にあげたのか、後輩に盗まれたのかだろう。二件目の中華屋さんくらいから記憶が曖昧に。うーん。
とは言え二日酔いはそこまでヒドくなく、巣鴨巣ごもり寄席へ。志の太郎兄さんと寸志さんという顔付けで、僕はトリ。あとはトークがあるとのこと。
顔付けをしてくださっている方は「立川流が好きっ!!」みたいなトークを期待されているようだったけど、さすがにこの会では雰囲気が合わないだろうし、流れを決められた状態で動かされるのがあまり好きじゃないからたぶん最近あった珍しい仕事の話みたいなそういう他愛も無い系になるかと思っていたけど、お客様の前に立つと結局いつもの本意気トークをしてしまったのだった。いつも通り自分が軸にならせてもらってワーワー喋って、それを二人がのっかりながら補完してくれるという。しかもこの日はどちらにも流れがうねっていったからトークとしても結構よいレベルまで行けた気がする。楽しかったもんなぁ。
そんなトーク後が自分の出番だったから、そりゃまぁめちゃくちゃ気持ちよくやることができた。そう言えばあれだけ入った状態の巣ごもり寄席に出るのは初めてだった気がする。ご来場頂いた皆様、ありがとうございます。またしばらくしたらトーク付きの回もやりましょう!

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9日(日)
週刊キッショウとして家から『談笑一門on the web』を配信する。会場を借りることができなかったというのもあるけど、以前から配信を定期的にやりたい、というか東京以外のお客様のためにもやらなきゃなぁと思っていてせっかくならここで試してみようと。
ということで昼から最低限の掃除をして、夜の本番へ。本当は落語もお送りできた方が良いのだけど、今回はひとまずトークのみで。リアルタイムで120人ほどの方に見て頂けてよかった。これなら定期的にやってもいいかなぁと思い始めている。
配信後は飲みに。近所のチキンナゲットが美味しい店へ。その後は酔っぱらった時間に行く中華料理屋へ。その辺りで記憶が途切れ途切れに。でもそこまでひどい衝突はしていないはず。楽しい一日だった。

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8日(土)
朝、連雀亭のワンコイン寄席へ。ろべえ兄さん、小痴楽兄さんという強力なメンツでこれは楽しみだと会場へ。開場すると、なんと10分で満席になってしまい、その後も10人ぐらいの方が来られたけどスペース的にどうにもならず申し訳なくも、帰って頂いた。これだけのケースは初めて。やっぱり勢いある先輩方は凄いなぁ。
そんな状態だから当然お客様のテンションも最初から高くて、三人三様持ち味が出せてお客様にも盛り上げて頂いたのだった。
そしてそのままきゃたぴら寄席へ。羽光兄さんの代演。こちらは明楽兄さん、鯛好兄さん、ふう丈さんと一緒。4人中3人が代演という不思議な状況でトリを勤めさせて頂いた。よっしゃここらでカレンダーをと思ってガツンと勝負したけど、マクラを喋り過ぎて結果10分ほど押してしまった。何やってんだー、馬鹿!!
その後、淡路町で作業をしていたら光嶋さんの個展が今日までだとネットで知り、急いで伺うことに。夜な夜な作業されているであろう光嶋さんを想像して自分ももっと頑張らなきゃなぁと思わされた。和紙を縦に使ったニューヨークと、京都の作品がとても好きだった。

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7日(金)
思いのほか、昨日のお酒が残っていた午前中。昼から一件打ち合わせにいって後は休みだった。最近ハマっているサウナに行ったけど、この日はあまり整わなかった。いつも行くサウナはたぶんそこまで良い条件のところじゃなさそうだから、そろそろ別のサウナに行きたいなぁ。

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6日(木)
『MUSIC B.B.』の2回目の収録。前回の収録やオンエアを見ての反省を踏まえて現場へ。もっとメリハリの効いたタイトルコールや締めをした方が見やすいだろうなぁとか、リアクションの瞬発力を高めに、とか考えつつ。
この日も頼りになる作家のゆーやんさんが収録に来てくださっていたから色々とアドバイスを求めつつ。そして今回、何よりスタジオの緊張感が高まったのは板野友美さんがゲスト回の収録が始まったとき。メインMCはマネージャーなどおらず一人でもそもそしているのに、売れっ子の周りにはメイクさんスタイリストさんマネージャーさんとかスタッフさんがズラッとおられた。まぁテレビの現場では当たり前のことなのだろうけど。
この回の収録前にゆーやんさんから、あわよくば板野さんとその場で写真を撮らせて頂いて、しかもそれをツイートしてもらえるような流れに持っていってもらえたら、というような隠れミッションを頂いていて、そんなの無理だろ、とか思いながら流れをみつつバカなフリをして切り出してみたら、何とうまくいったのだった。それ以外にもいくつか台本になかった良い流れを作れたし、次の回のFLOW BACKさんがゲストの回もちょっと山場を作れたのだった。
たぶん今日くらい崩した流れを毎回生み出せるようにならないといけないのだろうなぁ。今回の収録でゲストトークはいくつか崩しを入れる。OP、EDはゲストトークのことよりもその場でひなちょす・みさきと流れを作っていく方向、OP一人しゃべりはもっと崩してやる、くらいがいいんだろうなぁと思った。あー早く次の収録に挑みたい。
終わりで前回同様スタッフさんと打ち上げへ。作家のゆーやんさんとは初めて飲ませて頂いたけど、この番組にかける思いとか自分への思いを知ってもっと自分も番組の力になれるように頑張らなきゃと思った。シコタマ飲んで酔っぱらったけど、何とか帰宅。

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5日(水)
昼、ニューラクゴパラダイスの打ち合わせへ。次回、次々回の話。サクサク終わってそのまま渋谷で作業。イクイプメンの時は駒場東大前に住んでいたからよく文化村側のベローチェで作業してたなぁと懐かしくなった。
夕方、TBSラジオ『話話話芸』がオンエア。どうなるかと思っていたけど、スタッフさんのミックスもさすがで、思っているよりも聴きやすい番組になっていた。また呼んでもらいたいなぁ。

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4日(火)
『WOWOWぷらすと』でMCを勤めさせて頂く。今回のテーマは「ロバートゼメキス」。最新作の「ウォーク」面白かったなぁ。でもこれは多分映画館の3Dで見なくちゃいけないやつだったっぽい。健夫さんがゲストの回は本当に安心してMCができる。というか健夫さんが事前準備をバッチリされているおかげでこちらはただただ生徒になって健夫さんの話に身を委ね、浮かんだ質問をしていくだけで成立してしまう。凄い方だなぁ。後は早織さんに久しぶりにお会いした。「過激派オペラ」観に行きたいけど、時間が合わないんだよなぁ。

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3日(月)
連雀亭。夜席は久しぶりだなぁ。この日は緑太兄さん、ふう丈さん、愛九さんという新鮮なメンバー。緑太兄さんとは初めてお会いした。同い年とは知らなかった。愛九さんも、まだ前座さんの時に会の手伝いに来てもらったとき以来。程よい客入りでのんびりした心地よい落語会になったと思う。
終演後、ふう丈さん・愛九さんと軽く打ち上げに。だんだん後輩が増えてきたなぁ。もっと地力をつけないと。

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2日(日)
菊池亜季子さんに呼んで頂いて『マッシュのホームパーティー』というイベントへ。初めて行った会場は天気の良さも相まって楽園のような所だった。そして、スタッフさんもお客さんもみんながマッシュから飛び出してきたようなオシャレな人たちばかりだった。楽屋もオシャレだったなぁ。初めてお会いするテニスコートさんと一緒にリハーサルを。やっぱりこういう時に落語はシンプルで良いなぁと思う。演劇よりなコントのテニスコートさんは音や照明の調整を入念にやられていた。
昼に開演。トップはテニスコートさんで僕はその次。「ほとぼり」のコントが特に好きでおぉーと思った。客席の雰囲気からたぶん大丈夫と思い放った最初のツッコミは狙い通りでまずは自分の空間を作ることができた。その後オシャレで上品な空気感のカウンター的に言わなくて良いことを言ってしまった。あれは言わなくて良かった。ネタに入ると概ねいつも通りの感じ。ちょいちょい新鮮な反応というバランス。総じて楽しくやらせてもらえた。
最後は菊池さんと我々でトーク。会話のテンポがそれぞれ違ったけど、それが逆に心地よい気がした。無事おわり。
その後はキセルさんのフリーライブを見させてもらった。後半、特に聞きたかった2曲を演奏してくださってグッときた。夢みたいな一日だったなぁ。

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1日(土)
奇跡的に二日酔いは無く、快調な月初め。昨日発行のメルマ旬報は酒井若菜さんのブログに影響をウケて、これまでと書き方というか取り組み方を変えた自信作だったので、それがきちんとこれまで以上の方に楽しまれているようで一安心。
このブログやスケジュールを更新したり、毎月一回のメール配信を準備したり昨日が素敵な一日だったからそれに引っ張られて気持ち良い日を過ごすことができた。
群馬公演とか先月末が忙し過ぎたからご褒美に一年に一回だけ自腹で行く、師匠行きつけのお寿司屋さんへ友達と。前座の頃からお世話になっているお店。ありがたいことに最近は仕事も増えてきて、何とか自腹で払えるくらいにはなれているのだけど、ここの大将はいつもめちゃくちゃサービスしてくださる。美味しいものをたくさん食べて、美味しいお酒をたらふく飲んだのに絶対五千円しかとってくださらない。良い落語家になって恩返ししたい。
家に帰って昨日頂いた『MUSIC B.B.』の#1、#2を見た。編集が入るとずいぶん見やすくなっていた。とは言え自分の改善点も山ほどあったので酔っぱらったまま携帯にいくつかメモをしておいた。MCやってみると、やっぱり浜田さんとかの凄さを痛感するなぁ。結果発表〜!!!

posted by kisshou at 17:28| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする